知っておくとお得!髪についてのQ&Aや若いうちからのヘアケアについて
「シャンプーはいつすればいいの」「髪のニオイが気になって・・・」
など、疑問や髪・頭皮のお悩みがある方も多いのではないでしょうか。
サラサラっとまとまって、ツヤがあり、いい香りのする髪…そんな憧れのスタイルを目指して、ヘアケアの疑問を解消しましょう!
髪のなんでもQ&A
シャンプーとトリートメントはシリーズで使ったほうが良い?シャンプーには、ダメージヘア用、カラーキープ用など、どのタイプに向いているかが表記してあります。
それぞれ目的別にあった成分が配合されているので、シャンプー、トリートメントはセットで使う方が相乗効果があります。
髪はとかしたほうがツヤが出るって本当?化学繊維を使ったブラシの中には、とかすことで静電気を起こして髪にダメージを与えてしまうものもあります。
竹ぐしや豚毛ブラシなら美髪効果が期待できますよ。
ただ、髪のツヤを出すには、とかすよりもシャンプーやトリートメントに力を入れることをお勧めします。
髪のニオイが気になる…毎日シャンプーをしていても、頭皮の汚れが取りきれず、毛穴に皮脂が詰まったままだと皮脂が酸化しニオイが発生します。
また、頭皮は濡れていると雑菌の繁殖力が高まり、髪が臭くなります。
ニオイが気になる人は、頭皮のクレンジングと髪を乾かすことを習慣にしましょう。
朝シャンor夜シャン?シャンプーはいつがいいの?シャンプーは必ず夜にしましょう。
成長ホルモンの分泌される寝ている時間に、毛穴をスタイリング剤がふさいでいると、髪の健康な発育が妨げられます。
逆に、朝シャンプーをしてしまうと、皮脂を取りすぎてしまい、外出したときの紫外線のダメージを直接浴びてしまいます。
ですので、朝シャンは厳禁ですよ!
ムースやスプレーなどヘアケア製品は混ぜて使ってもいいの?基本的には問題ありません。
髪の保湿成分であるクリームを付けたら、毛先に動きをつけるためにハードワックス、最後にヘアスタイルをキープするためにスプレーを使うなど、自分のスタイルに合わせて商品を重ねて使ってみましょう。
爪が長くて、頭皮を傷めてしまいそう…シャンプー時に頭皮を洗う時は、爪を立てるのは厳禁です。
爪が長くても、指の腹を使えば、上手に頭皮を洗うことができます。
それでも心配なら、市販のシャンプー用頭皮ブラシを使うのも手です。
他にも髪について多くの方がお悩みなのが、「薄毛や抜け毛」についてですよね。
男女関係なくこれに悩まされている方がいると思うのですが、やはり男女ではホルモンの関係上抜け毛の原因や対策が変わってくるんです。
そこで次に、抜け毛に関する男女の差についてご説明します。
抜け毛対策の育毛剤やヘアケア商品が男女で分かれているのと同じように、薄毛になる原因・対策は男性と女性で違います。
主に過剰な皮脂の量や乾燥肌などの大まかな原因は同じようですが、男性と女性の大きな違いに、男性ホルモン(テストステロン)の分泌量などが挙げられます。
女性の薄毛も女性ホルモンの影響を受けますが、メカニズムの違いから、男性のようにつるつる状態になることはありません。
女性の薄毛の原因と対策
そこで女性の薄毛の原因と対策を紹介します。
女性の薄毛の症状で最も多いのは、全体的に薄くなる「びまん性脱毛症」です。
びまん性とは、広範囲に広がっているという意味で、脱毛症状が頭髪全体に進んでいき、全体的に薄くなるのが特徴になります。
分け目やつむじが目立つようになり、「ボリュームがなくなった」と感じるのは、びまん性脱毛症によるものです。
原因として、過剰なダイエット・冷え性・女性ホルモンの乱れ・ストレス・間違ったヘアケアなどが挙げられます。
最近ではファーストフードやコンビニ弁当による、油っこい食べ物により、頭皮が脂っぽくなるのも薄毛の原因の一つとされています。
30代から女性ホルモンが低下する
女性の薄毛は男性と違い、男性ホルモンを抑制する必要はありませんが、女性ホルモンは、30代から減少していき40代からはかなり少なくなります。
更年期障害も女性ホルモンの乱れによって起こります。
30代から減少する女性ホルモンはエストロゲンです。
正常な毛根は2〜3本生えていますが、薄毛で悩む方は、髪も細くなり、毛根から1本程度しか生えていない方が多いです。
頭皮環境をよくして、正しいヘアケアを知り、生活環境を良くすることで、ハリ・コシのあるヘアスタイルになります。
髪にはヘアサイクルがあります。
通常5年から6年は髪が伸びるのに対し、薄毛の方は、何週間から数年の短いサイクルになり、短いまま髪が抜けてしまいます。
一度ヘアサイクルが乱れると、元に戻すまで時間がかかります。
薄毛の原因に心当たりがある方は、薄毛になる前の予防を心がける事が大切です。
では予防とは具体的に何をしたら良いのでしょうか?
最後に、若いうちにしておきたいヘアケアについてご紹介します。
若いうちからケアした方が良い?
体のケアと同じく、髪の毛のケアも若いうちから考えた方が良いのは当然です。
一時的なダメージヘアはトリートメントなどで補修できますが、体の内側から来るダメージには別の視点でケアを考える必要があります。
健康で綺麗な髪の毛は健康な体からしか生えてきません。
では、具体的にどのようなケア方法があるのか見ていきましょう。
若いうちにしておきたいヘアケア方法
シャンプー剤の見直し日々使用するシャンプー剤は低価格のものではなく、毛髪や頭皮に負担をかけない低刺激のアミノ酸系のシャンプーがおすすめです。
育毛シャンプーなどとして売られていることも多く、男性用や女性用に特化した製品もあります。
カラーリングや過度なヘアアレンジは避けるオシャレ好きな方はカラーリングを頻繁にする方もいらっしゃいますが、薬剤によるダメージが懸念されるので、できれば施術回数を減らしたほうが良いです。
また髪をゴムやピンなどで固定する場合、できるだけ毎日設置個所を変えて髪の毛と毛根への負担を減らしましょう。
長期間の物理的な牽引力が働くとダメージが蓄積し、将来「牽引性脱毛」という脱毛症を起こすことがあります。
生活習慣の改善でホルモンバランスを維持体力のある若年者の方は、夜更かしをしたり不規則な生活になりがちです。
ジャンクフードなどを頻繁に摂取しているという方も、少なくないのではないでしょうか。
食事面ではジャンクフードはできるだけ避けて、栄養バランスのとれた健康的な食事を心がけてください。
夜10時から深夜2時ごろまでの成長ホルモンの分泌が盛んな時間帯は、毛根や頭皮の細胞が成長する時間なので、その時間になるべく睡眠をとるようにすると良いでしょう。
こうした健康的な生活習慣は体内のホルモンバランスを正常に保ってくれるので、ホルモン由来の毛髪トラブルを回避することができます。
是非、若いうちからきちんとヘアケアを意識して、健康な髪を長く保ちましょう!