米国の対台湾窓口機関、米国在台協会(AIT)台北事務所で掲げられる半旗

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(台北中央社)13人を乗せた軍用ヘリコプター「UH60M」が2日、北部の山中で墜落し、軍制服組トップの沈一鳴参謀総長ら8人が死亡した事故を受けて、日本や米国をはじめとする台湾の友好国から追悼メッセージが寄せられた。

日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会は同日深夜、フェイスブックにコメントを投稿。訃報に「驚きと悲しみを禁じ得ません」とし、「故人のご冥福をお祈りし、亡くなられた方々のご家族、ご同僚に心から哀悼の意を表すともに、生存者の方々の早期のご回復をお祈りいたします」とつづった。

米国の対台湾窓口機関、米国在台協会(AIT)も同日午後、フェイスブックを通じて哀悼の意を表明し、同件に関する台湾への協力を惜しまない姿勢を示した。3日には台北事務所が弔意を示す半旗を掲げたほか、米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長も追悼文を発表。「私心のない貢献と、米台間の友情及び強力な防衛関係に対する重視に感謝する」として沈氏の死を惜しんだ。

中華民国(台湾)と外交関係を結ぶ国も、グアテマラ政府が同国外務省を通じて哀悼の意を伝えてきたほか、ハイチのモイーズ大統領やパラグアイの国防相、セントクリストファー・ネービスの外相らがツイッターで哀悼の意を示した。

(侯姿瑩/編集:塚越西穂)