小柳ルミ子、ク・ハラさんへの誹謗中傷に憤りも(画像は『小柳ルミ子 2019年12月4日付オフィシャルブログ「ク・ハラさんの自殺から10日」』のスクリーンショット)

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歌手で女優の小柳ルミ子が「ク・ハラさんの自殺から10日」と題してブログを更新した。28歳という若さでこの世を去った彼女の死を悼み、ク・ハラさんを苦しめたSNSでの痛烈な誹謗中傷に強い怒りを綴っている。

KARAのメンバーだったク・ハラさんが11月24日、ソウル市内の自宅で遺体となって見つかった。テーブルの上には「自分を愛せなくて、ごめんなさい」と自筆のメモが残されており、自殺とみられている。

ク・ハラさんは元恋人と別れ話からトラブルとなり、裁判沙汰になった2018年頃からSNSを含めたネットでの激しい罵詈雑言が彼女に向けられるようになった。その結果、彼女は精神的が不安定になり、今年5月に自殺未遂騒動を起こす。だが翌6月には日本の芸能事務所と契約して活動を再開。11月21日まで日本に滞在していたが、翌日帰国した直後に自ら命を絶ったことになる。

小柳ルミ子は12月4日のオフィシャルブログで「SNSの、心ない『誹謗中傷』に耐えきれず、28才と言う若さで、自分の未来も、今迄の頑張りも、全て否定してしまうなんで、悲しい! 悔しい!」とク・ハラさんの死を悔やんだ。そして「私も過去に2度、自殺を図った」が死にきれず、未遂に終わったと告白している。経験者として彼女の気持ちはよく分かるが、13年前に母親を見送った小柳は「親より先に、自らの手で命を経ってはいけない」と思い至ったようだ。

またネット上の書き込みについては「どうか、節度を持って、人の良心を持って、誹謗される人の立場になって、責任を持って、頂きたい」と呼びかけ、「書き込みに心傷めて自ら命を経つ悲しい事態が起きない事を、切に、切に、願っている」と綴っている。

コメント欄には「“私も二度と自殺を図った”に魂が震えました。生きててくれて本当にありがとうございます」「一流の世界は厳しいですよね。頑張りすぎないように頑張って下さいね」「ルミ子さんの告白にショックでしたが生きててくださって嬉しく思います」との声が届いており、小柳ルミ子の思わぬ告白にファンも驚いているようだ。

画像は『小柳ルミ子 2019年12月4日付オフィシャルブログ「ク・ハラさんの自殺から10日」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 みやび)