途中出場の鎌田が躍動も…フランクフルトは敵地で惜敗、長谷部はフル出場

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 ヨーロッパリーグ(EL)・グループステージ第4節が7日に行われ、フランクフルトとスタンダール・リエージュが対戦した。フランクフルトに所属する長谷部は3バックの中央でフル出場。鎌田大地はベンチから出番を待つこととなった。

 試合は序盤から一進一退の攻防となり、両チームともに先制点をあげることはできず。前半はスコアレスで終了する。

 後半に入ると遂に試合が動く。56分、スタンダール・リエージュは左サイドのコーナーキックを獲得する。ニアサイドに送られたボールをルノー・エモンが頭でそらすと、ファーサイドに走り込んだジーニョ・ファンフースデンが押し込む。ホームチームのスタンダール・リエージュが先手を取った。

 1点ビハインドを追いかけるフランクフルトは62分、鎌田大地を投入する。直後の65分、鎌田がペナルティエリア手前でドリブル突破を試み、相手のファウルを誘発する。このフリーキックをフィリップ・コスティッチが直接沈めて、フランクフルトが試合を振り出しに戻した。

 このまま試合終了かと思われた後半アディショナルタイム、再びホームチームにチャンスが訪れる。後方からのロングボールをオビ・ウラレが頭で落とすと、マクシム・レスティエンヌが落ち着いて流し込む。途中出場の2選手が活躍し、スタンダール・リエージュが土壇場でリードを奪った。

 試合はこのままタイムアップ。次節は20日に行われ、フランクフルトはアーセナルと、スタンダール・リエージュはヴィトーリア・ギマランイスと、それぞれ敵地で対戦する。

【スコア】
スタンダール・リエージュ 2−1 フランクフルト

【得点者】
1−0 56分 ジーニョ・ファンフースデン(スタンダール・リエージュ)
1−1 65分 フィリップ・コスティッチ(フランクフルト)
2−1 90+4分 マクシム・レスティエンヌ(スタンダール・リエージュ)