リヴァプールのサラー photo/Getty Images

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今やリヴァプールFWモハメド・サラーはワールドクラスのレフティーアタッカーだ。プレミアリーグ得点王を2シーズン連続で獲得している実績が示す通り、得点力も申し分ない。

『beIN Sports』によると、元アーセナル指揮官アーセン・ヴェンゲルもサラーがバルセロナFWリオネル・メッシと似た部分を持っていると絶賛する。ただ、メッシの領域に達するには足りないものがある。周囲のアタッカーを活かすチャンスメイク力だ。メッシはラストボールを供給する術も持っており、サラーはそこも学ばなければならない。

「サラーはメッシと似た部分を持っている。彼はメッシの継続性を身につけるべきだね。サラーは優れたフィニッシャーだと思うが、メッシは完璧でラストボールも供給する。サラーは少し自身でのフィニッシュに執着しているからね。年齢を重ねればボールを出す時か、シュートを打つ時かを理解するだろう。それでも私はサラーのことが大好きだし、大きなポテンシャルを備えている。マネもそうだ」

ヴェンゲルはこのようにコメントしており、サラーのポテンシャルを高く評価している。ただ、メッシは毎シーズンのようにアシスト数も二桁に乗せてくる。一方でサラーの昨季リーグ戦アシスト数は8に留まった。得点数は順調に伸びてきているだけに、さらに上の領域へ達するにはチャンスメイクの部分でもチームに貢献できるようになるべきなのだろう。

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