コパ・アメリカでは日本代表として3試合に出場した中島。南米のサポーターから「クラック(名手)」と称賛された。 (C) REUTERS/AFLO

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 6月24日、ブラジルで開催されているコパ・アメリカのグループリーグ第3戦が行なわれ、日本はエクアドルと1-1のドロー。決勝トーナメント進出を逃し、森保ジャパンのブラジルでの戦いは終わった。

 そのコパ・アメリカで攻撃陣では唯一、全3試合で先発出場を果たしたのが、中島翔哉だ。現在、カタールのアル・ドゥハイルに所属している日本の10番については、16日付けのポルトガル紙『A BOLA』が、「ポルトガルの強豪クラブ、ポルトが獲得に関心があるようだ」と報じていた。その時点では「レンタルでの獲得を打診するだろう」という程度の記事だったが、コパ・アメリカを経て具体的な動きに移行しているようだ。

 26日付けのポルトガル紙『Record』は、「移籍をテーマに扱うテレビプログラム『Mercado』は、ナカジマとクラブはすでに合意に達しており、来シーズンから彼はポルトガルに戻ることになると伝えた」と報じている。

 現地では、6月末で左サイドでのプレーを得意とするFWヤシン・ブライミとの契約が終了するため、ポルトは中島をブライミの”穴埋め”として期待しているようだ。

 2018-19のシーズン前半は、ポルティモネンセで躍動していた中島。約半年を経て、ポルトガルへの復帰は実現するのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部