金秉址夫妻(左)と徐ギョン徳教授(徐教授提供)=(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】韓国の元プロサッカー選手で社団法人「韓国サッカー国家代表」理事長の金秉址(キム・ビョンジ)氏と妻で現代美術家のキム・スヨン氏は5日、韓国の広報活動に取り組む誠信女子大の徐ギョン徳(ソ・ギョンドク)教授と共に在日コリアンが多く暮らすウトロ地区(京都府宇治市)のハングル学校に学用品を寄贈したと伝えた。

 5日のこどもの日に合わせ、韓国語や韓国文化、歴史の教材のほか、クレヨンなどの美術用品を寄贈した。

 徐教授は、日本による植民地支配に抵抗して起きた独立運動「三・一運動」と植民地時代に中国に創設された大韓民国臨時政府の樹立から100周年となる歴史的な年を迎え、徴用の歴史が残るウトロ地区の子どもたちへの寄贈を決めたと説明した。