たった4秒でアウト!? “うっかり日焼け”を防ぐには?

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肌を日常日焼けから守る! “ちょっとくらいなら…”その油断が命取り!

日焼け止めを塗ったつもりが、うっかり日焼け…。そんなことを防ぐためには、多方面からのケアが必要。

「紫外線にたった4秒当たっただけでも、肌の中でメラニンを作る指令が出るといわれています。紫外線対策は、常日頃から抜かりのないように」(ウォブ クリニック 中目黒総院長・高瀬聡子先生)

「肌に痛いくらいの日差しの日も。完璧な対策で美肌を守りましょう!」(美容ジャーナリスト・鵜飼香子さん)

うっかり日焼けは物理的にカットする。

どんなに性能の高いUVカットも、紫外線を100%防ぐことは不可能と高瀬先生。

「UVカットはこまめな塗り直しが必要だし、塗り方にムラがあったりすると日焼けすることもあります。外へ出る時は、UVカットを塗ったうえで、生地自体にUVカット機能がある日傘や帽子などで物理的に紫外線をカットすることも必要です」

【お出かけのお供に完全遮光の日傘を。】

紫外線、赤外線、可視光線を100%カット。カジュアルで上品なボーダー柄。折りたたみ日傘2段折/ボーダー ブルー¥12,500(サンバリア100 )

反射する紫外線は飲むタイプでガード!

たとえ日傘をさしていても、道路からの反射や横からの光で日焼けすることも。

「家の中にいても、紫外線は肌に降り注ぎます。特に肌のエイジングにつながるUVAには、ガラスを透過する性質が。よりパーフェクトに紫外線を防ぐなら、UVカットで外側から、飲む日焼け止めで内側からのダブルケアを心がけて」(鵜飼さん)

【a:吸収と巡りを高めて美肌に。】栄養を吸収する腸と、栄養や水分を巡らせる血管に着目。肌、腸、毛細血管に働きかけて、透明感のある肌を守る。ホワイト チャージ 90粒¥5,400(FTC TEL:0120・35・1085)

【b:光に対抗する抗酸化力を。】抗酸化力の高いビタミンCやナイアシンのほか、透明感を助けるL‐シスチンなどを配合。ホワイトフォース ドリンク 30ml×10本入り¥3,000(ファンケル TEL:0120・750・210)

【c:水なしで溶けるスリムなサプリ。】高い抗酸化力を持つ色素“クロセチン”を配合したフィルム。まかないこすめ お出かけ前になめる UV対策サプリ 30枚入り¥6,000(ディーフィット TEL:03・3235・7661)

透ける服の時こそさらっとしたボディUVを仕込む。

服を着ていても油断は禁物。紫外線は、薄手の布なら貫通する恐れがある。

「最近は、ボディ用のみずみずしいUVジェルや、泡状ですぐに溶け込むUVカットなど、肌なじみのよいものがたくさん。すぐサラサラになるので、服を着ていても問題なし。服の下にもUVカットを仕込んだほうが、ムラ焼けしにくくなります」(鵜飼さん)

【a:冷たい泡が火照った肌に心地よい。】ふわふわ泡状のボディ用UVカット。ひんやりクールな感触で、あと肌はサラリ。クーリング ボディプロテクター SPF30・PA+++ 100g¥3,800(イプサ TEL:0120・523543)

【b:マンダリンとジャスミンの香り。】クリームがなめらかにのびて肌に潤いを与えつつ、肌表面はベタつかない。セラムインUVボディクリームa SPF50+・PA++++ 40g¥6,400 限定発売(HACCI TEL:0120・1912・83)

ドレス¥33,000(アローブ) ピアス¥18,500(サンク オクトーブル) 帽子¥6,400(ベネリ)以上シップス 有楽町店 TEL:03・5252・7748

鵜飼香子さん 美容ジャーナリスト。美容誌の編集者を経て、多数の美容誌、女性誌で活躍。季節を問わずカンペキな紫外線の予防&ケアを実践。

高瀬聡子先生 ウォブ クリニック 中目黒総院長。自身が手掛ける化粧品『アンプルール』でも、大気汚染やブルーライトに早くから着目。

※『anan』2019年4月24日号より。写真・小笠原真紀 スタイリスト・中根美和子 ヘア&メイク・イワタユイナ モデル・miu 取材、文・風間裕美子

(by anan編集部)