湯船につからないズボラ女子は損!美のプロ直伝!美しくなるお風呂の入り方
みなさん、毎日入浴されていますか?
バスタイムは肌を清潔にするだけでなく、1日の疲れをいやしてくれるリラックスタイムです。その時間を最大限に活用し、美しくなれる入浴法を実践しましょう!
湯船につかるのは、疲労回復、良質な睡眠を得るためにも大事なこと。
あなたは正しい入浴方法を知っていますか?次の項目で1つでも当てはまったら、入浴方法を見直す必要があるかも!
□あまり湯船にはつからない
□湯船には短時間しかつからない
□熱いお風呂に入るのが好き
□半身浴をしている
□お風呂は朝シャワーにしている
上記の項目に1つでもチェックがついた人は、残念ながら入浴の効果を最大限得ていない可能性があります。美しくなれる入浴法の極意を、コスメコンシェルジュがお教えしますね。
Q:お風呂はいつ、どれくらい入ればいいの?
入浴後はマッサージを。
A:これからの季節は寝る1時間前くらいがベストです。少し寒い日は、寝る30分前に。40度くらいのお風呂に15分つかればOK!
ぐっすり眠るには、体温をいったん上げてから、下げることが重要です。15分以上湯船につかっても、血流量は変わりません。長時間の入浴は、時に肌の乾燥を招くこともあるので要注意です。これまで長時間入っていた方は、入浴時間を15分にし、入浴後にマッサージタイムを追加すれば美人度UP!
15分が長いと感じる方は、お風呂の水流を利用して、簡単なエクササイズを!足首を回したり、腹式呼吸でおなかを膨らませたり、凹ませたりしてみましょう。よりリラックスするために、音楽を3曲くらい聞けば15分はすぐですよ!
Q:帰宅時間が遅い、またはヘアセットのために、朝入りたい場合は?
A:質の良い睡眠をとるためには、夜に湯船にだけでもつかりましょう。洗髪や体を洗うのは、朝のシャワー時でOK。
湯船につかることで、疲労も回復しやすくなります。朝は少し熱めのシャワーを浴びることで、交感神経が刺激され、シャキっとしますよ。
●太った人ほど体が冷えている!?
太っている人は、おなかまわりがひんやりしていて、体温が36度未満という共通点があるという発表があります。体温が1度上がると、基礎代謝が約12%もUPすると言われています。
理想的な体温は37度、体温を上げるには、入浴が効果的なのです。半身浴よりも毎日15分の全身浴で、体温を上げていきましょう!
●効果的な入浴後マッサージ
脂肪やセルライトを放っておくと血行を妨げ、より冷えやすくなることも!
入浴後の体が温まっている間に、おなか周りの脂肪やお尻のセルライトに刺激を与えましょう。
(1)両手をグーにして、拳をつくります。
(2)ウエストの両脇からおへそに向かって、お肉を寄せていくイメージでマッサージ。
(3)拳を少し下げて(2)のように脇腹から中心に向かって、お肉を寄せていきます。
(4)寄せたお肉は足の付け根のVラインに向かって、リンパを流すイメージでマッサージ。
直接マッサージする場合は、摩擦で肌に刺激となる可能性があるので、必ずクリーム等を使ってくださいね。服の上からでもOKです。
■賢人のまとめ
毎日40度の湯船で15分の全身浴を続けると、ぐっすり眠れるようになりますよ。入浴で基礎代謝が上がる、ダイエット効果が上がる、とキレイにつながることばかり。実践していない方は、ぜひ試してみてくださいね。
■プロフィール
オフィス美容の賢人 小西さやか
コスメコンシェルジュ。化粧品の研究や開発に携わってきたスペシャリスト。
現在は、一般社団法人日本化粧品検定協会を設立。
代表理事として、美容コラムの執筆、日本流行色の選定、メイクアップトレンドカラー本の監修を行なっている。
著書に『レディのルール』『コスメのプロが毎朝、実践する 1分メイク& 1分スキンケア』など。
小西さやかオフィシャルブログ:http://ameblo.jp/panntyann1/
「日本化粧品検定」HP:http://www.cosme-ken.org/