2月27日放送の『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日系)でマツコ・デラックスが昭和の芸能界について語った。

「昭和のスターはなぜあんなに貫禄があったのか?」という視聴者からの投稿に、有吉弘行は「戦争が終わって、いろんな物を乗り越えている」と現代との時代背景の違いを語った。

 マツコは「たぶん本人たちも、早く威厳がある感じになろうとしていた」と分析。

「昔の芸能界は完全に一般社会とは断絶していて、そこで魑魅魍魎たちのせめぎ合いをしてたわけだから、自ずと怖さも含めた威厳を身につけないと、のし上がっていけなかったんだろうね」

 昭和のスターにも物故者が増えてきたが、いまなお輝きを放つのが吉永小百合だ。

 マツコは2018年3月6日放送の『マツコの知らない世界』(TBS系)で初共演したとき、「間違いなく今日、日本の頂点に触れた気がしました」と感激。

「お会いして、もう生命体としての強さが尋常じゃない。今まで会ったことがない、落ちたての隕石から何かものすごいものが出ているみたいな、もうたとえようのないオーラと、女優の中に潜む『男』の部分を感じました」

 こんな独自の言葉で吉永の存在感を讃えた。
 マツコにとって、平成のスターは誰なのかも気になるところだ。