Vシネクスト『ビルド NEW WORLD 仮面ライダークローズ』ビジュアル
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 Vシネクスト『ビルド NEW WORLD 仮面ライダークローズ』が、1月25日より劇場公開される。特撮ドラマ「仮面ライダービルド」の最終回のその後を描く本作の注目ポイントを紹介する。

主人公は仮面ライダークローズ!

 主人公は、2017年から放送された「仮面ライダービルド」で桐生戦兎/仮面ライダービルドの相棒として活躍した万丈龍我/仮面ライダークローズ。万丈役の赤楚衛二が映画初主演を果たした本作には、戦兎役の犬飼貴丈をはじめ、高田夏帆、武田航平、水上剣星らシリーズおなじみの面々が集結した。「仮面ライダージオウ」キャストとともにメイン登場する映画『平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』が公開中ではあるものの、テレビシリーズ最終回のその後を描くとあり「ビルド」ロスのファンにとっては待ちに待った1作だ。

新キャストに注目!

 ストーリーのカギとなるヒロイン・馬渕由衣役は元AKB48の永尾まりや。地球外生命体エボルトの兄・キルバス(柿崎悟志/仮面ライダーキルバス)を「海賊戦隊ゴーカイジャー」シド・バミック/バリゾーグ役で知られる進藤学が演じる。由衣はかつてクローズに見捨てられ人体実験の被害者になったと主張。キルバスはカリスマダンサーの柿崎悟志の姿に擬態しており、万丈たちを追い詰める。共に物語のキーパーソンとなりそうだ。永尾は15日に行われた本作の完成披露上映会の場で「みなさんとても優しくて、1年間レギュラーでやってきた方たちの輪に、すんなり入れてもらえた」と撮影を振り返っていた。

舞台は戦兎が生みだした「新世界」

 物語は人々が前の世界の記憶をなくし平和に生きる、戦兎が創った新世界で繰り広げられる。戦兎と万丈は、前の世界で起こったことを記録する傍らで、戦兎の発明品を売って暮らしていた。ある日万丈は、クローズの記憶を持つ女性・由衣と出会う。さらに敵であるエボルトの兄・キルバスに襲われたところをエボルトに救われる。そして龍我はエボルトと奇妙なバディを結成することになり、キルバスの脅威に挑んでいく。テレビ版を手がけた武藤将吾が脚本、山口恭平が監督を務めた。

 主人公を演じた赤楚は、本作のイベントで「内容が重めで、衝撃の事実が次々と明かされる」と意味深なコメントをし、ファンの期待をあおっていた。(編集部・小山美咲)

『ビルド NEW WORLD 仮面ライダークローズ』は期間限定上映中
ブルーレイ&DVDは4月24日発売