画像提供:マイナビニュース

写真拡大

毎日新聞社とサードウェーブが「第1回 全国高校eスポーツ選手権」を開催します。現在、全国の高校から80チームがエントリー中。eスポーツの裾野を広げるとともに、「○○甲子園」のような催しに育っていってほしいですね。

○決勝はいつ?優勝賞品は?

まずは、開催の概要について紹介しましょう。ゲームタイトルは、5人と5人が対戦する「リーグ・オブ・レジェンド部門」と、3人と3人が対戦する「ロケットリーグ部門」で争われます。高校生を対象にしており、同じ高校からチームを組んで参加することが参加条件のひとつ。参加費用は無料です。エントリーは現在も受付中で、11月21日に締め切られます。

オンライン予選大会は12月23日〜26日に開催。オフライン決勝大会は2019年3月23日24日に幕張メッセで開催されます。優勝賞品には「2泊3日の韓国 eスポーツ体験旅行 supported by JTB」が用意されました。eスポーツ先進国である韓国でプロリーグの試合を観戦し、韓国のeスポーツ関連施設を見学できるほか、いくつかの文化体験も予定されています。

○ゲーマーの活躍を最大化したい!

毎日新聞社 代表取締役社長の丸山昌宏氏は「弊社ではこれまでスポーツ、芸術、文化といったさまざまな面から若い人たちを応援してきた。また、新しい文化を発信していくのも大事な役目だと感じている。eスポーツに関していろいろな意見があることは承知しているが、eスポーツを通じて仲間との絆を深め、目標に向かって努力していく高校生たちの姿を応援したい」とエールを送ります。

サードウェーブ 代表取締役社長の尾崎健介氏は「ゲーマーの活躍を最大化するため、かねてeスポーツを文化にしたいと考えていた。毎日新聞社さんに協力いただき、第1回を開催することができた。今後100年は続けていきたい」と意欲的に語ります。

尾崎氏はまた、どんなスポーツ競技にも“娯楽性”があり、一方で真剣にやるという面もあると話します。チームワークや努力が勝敗を分けること、フェアな場の提供が必要なことなど、スポーツ競技とeスポーツの共通点を挙げていました。

なお、ゲーミングPC「GARELLIA(ガレリア)」を展開するサードウェーブでは、eスポーツ部発足支援プログラムとして、ゲーミングPCなどの無料レンタルを実施しています。これは先着申し込み100校に、デスクトップPC×3台、ノートPC×2台、24.5型ディスプレイ×3台のうち、最大5台を3年間の期限付きで貸し出すという内容。11月16日が締め切りとなっており、これまでに全国の56校から申し込みがあったとのことです。

このあと、会場ではアニメ「ハイキュー!!」や「銀魂」の主題歌を担当し、高校生にも人気の3ピースバンドBURNOUT SYNDROMES(バーンアウトシンドロームズ)が制作した大会応援ソング「ナミタチヌ」も披露されました。