アーモンドミルクが今年さらなるブームの予感!5月30日「アーモンドミルクの日」イベントレポート

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最近、低カロリー・低糖質・コレステロールゼロと美容健康面で注目されている「アーモンドミルク」。乳製品と思ってしまいそうですが、その原材料は「アーモンド」と「水」でできている”植物性飲料”なんです。海外では「ノンデイリー(乳製品フリー)」として大ブームですが、その実力はスゴかった……!

5月30日はアーモンドミルクの日、ということで、アーモンドミルク研究会がイベントを開催。『食べても痩せるアーモンドのダイエット力』の著者で、慶應義塾大学医学部教授医学博士・理学博士の井上 浩義先生に、その実力について解説していただきました。また、アーモンドミルクにどハマり中という、プロフィギュアスケーター・村上佳菜子さんをゲストに、愛飲している理由などについてお話しいただきました。

出典: Woman Wellness Online

アーモンドは天然のサプリメント

出典: アーモンドミルク研究会

井上先生は、「アーモンドは“天然のサプリメント”とも呼ばれ、ビタミンやミネラル、食物繊維などが豊富に含まれています。なかでも注目すべきは、若返りのビタミンとも呼ばれるビタミンE。強力な抗酸化作用で老化の予防に役立ち、美容と健康の強い味方になってくれます。また、腸内環境を整え、デトックス作用もある食物繊維もたっぷり。さらに、便秘の解消や、生活習慣病の予防効果も期待されているオレイン酸も豊富です。」

と、アーモンドの美容健康効果について解説します。

100回噛むのは難しい!アーモンドミルクで吸収率UP!

そんな栄養豊富なアーモンドですが、その栄養を上手に摂り入れるには、「よく噛む」ことが重要だそうです。井上先生は「アーモンドの栄養はより粉砕して摂取することで消化吸収がよくなります。でも、実際に100回噛むのは大変ですよね。その分、アーモンドミルクは液状なため、吸収率もよく、そのままのアーモンドより2倍以上消化がよいことが期待されています。」

出典: Woman Wellness Online

牛乳と比較して低カロリー、低糖質、コレステロールゼロ

アーモンドミルクの特徴は、牛乳と比較して低カロリー、低糖質、コレステロールゼロのヘルシーな点。牛乳の脂肪分が気になる人、ダイエット志向の人が、アーモンドミルクを積極的に摂っているゆえんです。また、乳糖のようなアレルギー物質を一切含まないことから、牛乳を飲めないアレルギー体質の方でも安心して飲むことができます。

出典: Woman Wellness Online

超簡単!アーモンドミルクの作り方

アーモンドミルクは、家庭で作る場合は水に浸したアーモンドをミキサーなどで細かく砕いた細片を漉(こ)すだけ。

材料:生のアーモンド・1カップ(ローストアーモンドで可) /水・2カップ 
お好みで:塩ひとつまみ、バニラエッセンスやシナモン

出典: Woman Wellness Online

生アーモンドを一晩から二晩、水につけておきます。そのアーモンドをざるにあげ、ジューサーやミキサーにアーモンドと水を入れて1分〜2分撹拌(かくはん)します。ガーゼで漉して、絞れば完成!

出典: Woman Wellness Online

イベントで実際にアーモンドミルクを作った村上佳菜子さんも、ジューサーのスイッチを押した途端、水がミルクのように白く変化したので、驚いていました。

家でつくることが面倒でも、今は各メーカーからアーモンドミルクの飲料が続々と発売されています。コンビニでも購入することができるようになってきました。それぞれメーカーによって味が異なるので、好きな味を見つけても良いかも!

アーモンドミルクは 各メーカーで続々と発売中。2017年には41億円規模の市場に成長し、店頭でも「植物性飲料/穀物飲料」の棚が出現し、存在感を示しています。
出典: Woman Wellness Online

アーモンドミルクでアンチエイジング

村上佳菜子さんもコーチから言われ、アーモンドを毎日5粒食べていたそう。アーモンドは継続摂取によって糖化を防ぐことがわかっています。ビタミンEは抗酸化にもってこいなので、アーモンドミルクは抗酸化&抗糖化に強い味方になってくれそう。

井上先生も、「美と健康を意識する女性たちにとって、アーモンドミルクはその一助になると期待できますので、ぜひアーモンドミルクの魅力をもっと知っていただきたいと思います。」と仰られていました。

これからますます注目される「アーモンドミルク」。要チェックです!

【参考】

※ アーモンドミルク研究会

【筆者略歴】

WWO副編集長 kanno