生理中の不快感やお腹や腰の痛みに。やっておきたいポーズ3選
生理前、生理中の不快感や不調は気持ちも憂鬱になり、体もしんどくなりやすく、毎月の生理が億劫なものだというイメージの女性は多いのではないでしょうか? しかし、生理は本来とても軽やかで、心も体も緩めてリラックスできる最適な時期。
それを不快に思うということは、生理がスムーズではない体の使い方をしている場合があります。そこでヨガインストラクターである筆者が、生理前、生理中を快適に過ごせるように行っておくといいヨガポーズをご紹介します。
なんとなくお腹が重たくなっていた、腰回りもだるいし、そろそろ生理かな?と思っていてもなかなか生理が始まらず、気になる時がありませんか? そんな時は骨盤がぎゅっと締まっていて、スムーズに生理を迎えられない場合があります。
そんな時は、骨盤周りを緩めてあげましょう。特に緊張しがちな坐骨周りをほぐす気持ちいいポーズを行ってみましょう。
(1)四つ這いの姿勢になります。
(2)腰を真下に落として、背中から腰をカーブさせます。
(3)坐骨(お尻の真下のとんがった骨)を斜め後ろに突き上げるようにして、お尻の下側周りの筋肉をストレッチするようにします。
(4)目線は斜め上。余裕があれば、お尻を突き出すようにしながらゆっくりとお尻周りを揺すっていきます。
■生理中の脚のだるさや生理痛を感じた時に股関節周りをほぐしましょう。生理中は足がむくみやすく、生理痛も感じやすいです。股関節周りからしっかりとほぐし、下半身の循環を良くしましょう。また、股関節周りが硬いと、骨盤も軋みやすいので、生理痛を感じた時にも行ってみましょう。
出典: Woman Wellness Online
(1)壁にお尻をぴったりとくっつけて仰向けに寝ます。
(2)膝を深く曲げて、脚の裏を壁につけましょう。
(3)両脚の付け根から左右に脚を開いて、両腕をその脚の上に乗せ、腕の重みでさらに左右の歌詞の付け根を無理なく開いていきます。
(4)そのままゆっくりと深い呼吸で1~3分ほどリラックスしましょう。
■生理中の腰痛に生理中に腰痛を感じる方も多いのではないでしょうか?お腹周りに力が入らず、骨盤が不安定になり、姿勢も緩みがち。そのせいで腰に負担がかかる時があるので、腰痛を感じたら無理をせずゆっくりしましょう。
出典: Woman Wellness Online
(1)ベッドやソファに仰向けに寝ます。
(2)両膝を優しくかかへ、足をお腹の方へ軽く引き寄せます。この時、お腹を圧迫するほど深く抱えないようにしてください。
(3)腰回りが丸まっている意識をしながら、ゆっくり腰を左右、前後に揺らします。揺らすのが不快であれば、そのままの姿勢で休んでいてもOKです。
いかがでしたか? 骨盤が歪まず、生理に合わせて骨盤が開きやすい体を作ることが大切です。骨盤周りの動きがスムーズであれば、生理は快適でとてもリラックスしていられます。少しでも生理を不快と感じる場合は、ケアをする習慣をつけてみませんか?
生理中の不快感やお腹や腰の痛みに。やっておきたいポーズ3選はWoman Wellness Onlineで公開された投稿です。
【筆者略歴】
上村 由夏
「マナヨガ」代表。オリジナルのマナメソッドを発案。本来持っている個性や美しさを引き出すと定評がある。またラジオパーソナリティとして心身の美しさをテーマとした番組を担当。