「ドッキリ?」ではありません!幡野夏生が17番でエースを達成(撮影:標英俊)

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<フジサンケイレディスクラシック 初日◇20日◇川奈ホテルゴルフコース 富士コース(6,376ヤード・パー71)>
「壮大なドッキリかと思いました(笑)」。自分でも驚きを隠せなかった。「フジサンケイレディス」初日、幡野夏生はホールインワン賞の800万円がかかる17番ホールでエースを達成した。
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172ヤードのパー3。直前のホールでティショットをOBしていただけに「これ以上スコアを落としたくなかった。だからピンの左目を狙った」と安全に攻めた。だが、放たれた打球は風に乗りカップに一直線。「ギャラリーさんが“入れ、入れ”って言っていて、そしたら“入った〜”って」。そうして出てきたのが冒頭の言葉である。
「800万円ということは知っていました。練習ラウンドのときから父に鼻息荒くしないで、まずは乗せてって言われていました」。実は今日4月20日(金)はその父・和志さんの50回目の誕生日。試合で初めてという祝砲で盛大に祝った。
まだ予断は許されない。800万円は均等割りのため、この後同ホールでホールインワンが出るごとに賞金は減ってしまう。「性格悪いですけど、独り占めしたいですね(笑)。キャディさんに80万円あげるって言ってしまったので減らないといいです(笑)。いい行いをしたいと思います」と答え報道陣の笑いを誘った。

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