世帯年収が少ない女性ほど肥満リスクが高い傾向にあることが分かったと、滋賀医科大の三浦克之教授らのチームが5日、発表した。共同通信が報じた。

 厚労省の2010年国民生活基礎調査と国民健康・栄養調査に参加した20歳以上の男女約2900人のデータ分析で分かった。世帯年収200万〜600万円未満の65歳未満の女性は、600万円以上の女性に比べて肥満リスクは1.7倍、200万円未満だと約2.1倍になった。

年収少ない女性ほど肥満リスク大 滋賀医科大分析(共同通信)