AFCが選出「U-23アジア選手権べストゲーム5選」 白熱の“日韓戦決勝”も登場

写真拡大

2014年の日本対イランも選出…原川、浅野、中島がゴールを記録

 2018年1月に迫ったU-23アジア選手権を前に、アジアサッカー連盟(AFC)公式サイトが過去2大会からベストゲーム5つを厳選。

 日本が優勝を果たした2016年の決勝・韓国戦、ベスト8で敗退した2014年のグループリーグ第1戦・イラン戦が選出されている。

 今回で3回目の開催ながら、多くの激闘が繰り広げられてきたU-23アジア選手権。日本は前回の2016年大会で優勝したが、第1回大会となった2014年はベスト8で敗退した。26日には来月に行われる第3回大会に挑むメンバーが発表され、着々と戦いの準備が進んでいる。

 今回、AFC公式サイトは「2週間後に開催されるU-23アジア選手権に向けて、二つの大会から厳選した5つの素晴らしいゲームを振り返ろう」と綴り、ハイライト動画を公開。2014年大会からはウズベキスタン対中国(2-1)の一戦と、MF原川力(サガン鳥栖)やFW浅野拓磨(シュツットガルト)、MF中島翔哉(ポルティモネンセ)がゴールを決めた日本対イラン(3-3)がピックアップされている。

 2016年からは3試合を厳選。グループステージの北朝鮮対サウジアラビア(3-3)、3位決定戦のカタール対イラク(1-2)、そして決勝戦の日本対韓国(3-2)が選ばれた。

16年の日韓戦は「決勝にふさわしいゲーム」

 記事では、日本対韓国の決勝について「伝統的なライバルが相対した試合は決勝にふさわしいゲームとなった」と紹介。試合は2点のビハインドを追いかける日本が後半15分に浅野を投入したところから勢いを吹き返し、浅野の2発とMF矢島慎也(浦和レッズ→ガンバ大阪)のゴールで逆転勝利を飾っている。

 東京五輪に向けた森保一監督初の公式戦となるU-23アジア選手権で、森保ジャパンはどのような熱い戦いを繰り広げるのか。U-21日本代表の奮闘に注目が集まる。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images