サウナー専門ブランド「TTNE」が"ととのえの日"にデビュー

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 プロサウナーによるプロサウナーのための専門ブランド「TTNE PRO SAUNNER」が、ととのえの日に制定された11月11日の今日、デビューした。
 TTNEは福祉施設およびフィットネスクラブを経営し"ととのえ親方"と呼ばれる松尾大と、イベントなどのプロデュースを手掛ける秋山大輔の2人が発足。世界中のサウナを巡る中、本場フィンランドを中心とする北欧を中心に5カ国11サウナを体験し、「オジさんのイメージが強い日本のサウナとは違い、若者を中心に女性や子供など幅広い層に受け入れられるスタイリッシュにデザインされたサウナに衝撃を受けた。サーファーにサーファーブランドがあるように、サウナーにもサウナーブランドを創りたい」(秋山)という思いからブランドの立ち上げに至ったという。ファッションを通じて日本におけるサウナのリブランディングを目指す。
 第1弾商品として、「Saunner」のボックスロゴをプリントしたTシャツ(5,000円)やロングスリーブTシャツ(7,000円)、ウオーターボトル(2,000円/いずれも税込)などをラインナップし、キッズサイズも展開している。公式ECサイトで販売しているほか、札幌・ススキノにあるスパ・サウナ併設型カプセルホテル「ニコーリフレ」や西麻布のレストラン「オステリア・トット」ではポップアップを開設。製品の管理や梱包、配送は障害者就労移行支援施設が運営しており、売上金の10%は障害者がサウナに行き「ととのう(サウナ浴により心身ともに健康になる)」ための資金に充てられる。
 今後は、全国のサウナ施設や飲食店に販路を拡げていく予定。アパレルに留まらず、サウナタオルやサウナハット、サウナポンチョといったプロサウナーをサポートする専門グッズを展開し、オステリア・トットなどの飲食店ではサウナ後に合うサウナ飯の提供を計画しているという。