iPhoneXの実物を触った第一印象 : 情熱のミーム 清水亮
iPhoneXが届かない。

ぜんぜん届かない。

どうなってんだよ

と思っていたら、飛鳥(編集部注:弊誌編集長)から「編集部にくると触れるよ」を言われ、とりあえず行ってみた。

第一印象は「え、iPhoneXどこ?」であった。

あまりにもiPhone8っぽい。たぶん色が白だったからかなあ。

期待が大きかっただけに、実物のインパクトの薄さに「えっ」と思ってしまったのである。

さらに、ホームボタンがないということの不便さがやばい。

上方向フリックに変わったのだが、そもそもフリック入力をたくさんやると指が疲れる。もうちょっといい方法はなかったのだろうか。特にホームボタンはわりと使うので混乱しそうである。

さらに、切り掛けの左だと通知、右だとコントロールパネルがでてくるという方式に変わっていた。

個人的にはコンパネは多用する(特にWiFiやBluetoothの入切)ので、いまのiPhoneみたいに手元にあるほうが使いやすい。

というかAppleのくせに機種によってUIが劇的に変わるっていうのはあってるのか?

策士が策に溺れていないか

うーむ。これは微妙だ。

本当に噂通り単なる10周年記念モデルなのか。

ただ、僕はまだ自分のiPhoneXが届いてないので、FaceIDとかは使ってない。FaceIDを使ったら評価が根底からひっくり返る可能性はまだある。APIは面白いのでキャンセルするつもりはない。ただ、iPhone8との価格差を考えると、本当に値段なりの価値があるのかはちょっと疑問だ。

普段iPhone7Plusを使ってるせいかiPhoneXのサイズはちょっと迫力に欠けるというのも「えっ」と思ったポイントだ。普段からiPhone7を使っていたらそこまでガッカリはしなかったかもしれない。

僕のやつは11末に届くらしいので、届くまで様子見かなあ。届いたらまた手のひらを返したように大絶賛する可能性はあるけど。

ファーストインプレッション