飲食店に必ずつきまとう食品ロスのリスク

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【画像を見る】「Reduce GO」スマホで見る実際の使用画面

まだ食べられるはずの食品が廃棄されることを「食品ロス」と呼びます。日本では、なんと毎年600万トンもの食品ロスが発生し、これを少しでも減らすためのさまざまな取り組みが各分野で行われていますが、そのなかでもユニークな試みが、“飲食店の残り物を注文できる”アプリ「Reduce GO」です。

 

■ オトクにお店の料理が食べられる「Reduce GO」

「Reduce GO」はiOS、Androidで動作するアプリです。アプリを起動させると、現在地に近い提携店の余った料理が表示されます。ボタンから注文すれば、あとはお店へ取りに行くだけでおいしい料理を食べられます。

アプリは現在開発中で、サービス対象エリアは東京23区を予定しています。ただし、対象エリアは今後、拡大する可能性もあるそうです。

 

■ 消費者もお店側もうれしいシステム

「Reduce GO」は、食品ロスの削減を目的として開発が始まりました。お店の廃棄料理も食品ロスの一部であるため、それを再利用できるようにして、600万トンもの食品ロスを少しでも減らそうという試みです。

アプリの月額料金は1,980円で、追加料金を払うことなく、1日2回まで料理を注文できます。そして、お店側の利用料金は、なんと0円! それどころか、「Reduce Go」で余った料理が注文されるたびに、サービス料金の一部が還元してもらえるのです。

消費者にもお店側にもうれしい「Reduce GO」が、早く世の中に根付くといいですね。