日本代表、ロシアW杯に向けた新ユニフォームを発表!コンセプトは『勝色』

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来年2018年、ロシアの地で6度目のワールドカップに臨む日本代表。

今週からブラジル(10日)、ベルギー(14日)という世界的な強豪と対戦する彼らの新しいユニフォームが6日に発表された。

Japan 2018 adidas Home

今回の新ユニフォームは、6大会連続で出場するワールドカップを戦うにあたって、勝利への魂で染め上げた『勝色』をベースカラーに採用。

勝色(かちいろ)とは、日本の伝統色である深く濃い藍色のこと。武将たちが戦いに挑む際に身にまとった、鎧下と呼ばれる着物に使われる藍染の生地において、もっとも濃い色とされている。そして、その勝色の深く濃い藍を出すためには布を叩きながら染めるため、「叩く=褐(かつ)=勝つ」にかけて、勝利への験担ぎをしていたと伝わっている。

この伝統的な『勝色』をホームユニフォームのベースカラーに採用することで、藍染というジャパンブルーの原点に立ち返り、来年のワールドカップでの勝利をイメージしている。

目を引くのは、日本サッカー協会(JFA)の新しいエンブレムが輝く前身頃に入れられた、独特の模様だ。

これは、歴史を紡ぐ糸をイメージした「刺し子柄」。2018年は、ワールドカップ初出場から20年を迎えた節目の年であり、これまでの日本サッカーの歴史を築いてきたあらゆる選手やスタッフ、サポーターたちの想いを紡ぎ、ロシア大会へ挑むというメッセージが込められている。

【次ページ】首元の内側には「サインオフロゴ」!

Vネック部分には、侍の着物の前あわせ部分からインスピレーションを受けた形状の「VICTORY RED(ビクトリーレッド)」を配置。

日本を象徴する日の丸の赤を配することで、世界で勝利を目指す日本を表している。

さらに、首元の内側に搭載されたサインオフロゴには、過去の5大会分のユニフォームのアイコニックなデザインが組み合わされており、過去20年間で積み重ねてきた歴史や経験を背負い、真の勝利をもぎ取りに行くという強い意志を表現した。

オーセンティックユニフォームでは、フットボールに特化して独自のアレンジを施したテクノロジー「CLIMACHILL(クライマチル)」を搭載。

極細の糸を採用し、優れた速乾性・通気性・冷却性を実現。丸みを帯びた着丈形状については、よりモダンなルックスと動きやすさを両立したデザインとなっている。

パンツはウーブン生地を採用することにより、軽さ、耐久性、撥水性、動きやすさを兼備。色もシャツの勝色より深い藍色を採用し、フィールド上でのコントラストにより新しいサムライブルーの勝負服が表現された。

ソックスもさりげなく進化しており、ショートソックスとカーフスリーブの組み合わせによる「ツーピースコンストラクション」を採用。選手の好みに応じてショートソックスをカスタマイズでき、より高いパフォーマンスを発揮することが可能となっている。

【次ページ】選手が着用した姿はこんな感じ

香川真司、酒井高徳、槙野智章が着用した姿はこんな感じ!

ブラジル戦から使用されるこの新ユニフォームは、11月6日(月)18:00からadidasオンラインショップにて先行販売がスタート。

11月13日(月)0:00から全国のadidasフットボール取扱店舗にて発売される。