ヘルシンキがカップ戦制覇! 田中亜土夢がプロ初タイトルに喜び「ホッとした」

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 HJKヘルシンキ(フィンランド1部)が23日、スオメンカップ決勝でセイナヨエン・ヤルカパッロケルホ(SJK)を1−0で下し、3年ぶりの優勝に輝いた。ヘルシンキに所属するMF田中亜土夢が、プロ生活で初のタイトルを獲得し、自身のツイッターで喜びを露わにしている。

 準々決勝では3−0、準決勝では1−0と勝利を収め、決勝に駒を進めたヘルシンキは、現在リーグ戦でも首位。決勝戦の相手は、リーグ5位に立つSJKとなった。スコアレスのまま迎えた77分、フィンランド代表FWアクセリ・ペルバスが得点を挙げると、これを守り切り、見事13回目のカップ戦優勝を成し遂げた。

https://twitter.com/hjkhelsinki/status/911640676017819648

 先発出場を果たした田中は後半のアディショナルタイムに交代。同カップ戦ではこれまで6試合に出場し、2得点3アシストをマークした。2015年2月にヘルシンキに加入した田中にとっては、これが同クラブでの初タイトル、そしてプロ生活での初タイトルとなり、自身のツイッターで喜びをつづっている。

「プロ生活初タイトル(優勝カップの絵文字)
フィンランドに来て3シーズン目。僕が来た2015年からリーグ&カップ戦の優勝を逃してたのでひとまずホッとした。今年はしっかり二冠とって良い形で終える。Catch the moment!!!」
https://twitter.com/atomini98/status/911693073972948992

 田中は今シーズンのリーグ戦でも17試合に出場し、3得点9アシストを記録。ヘルシンキはリーグ戦27試合を終え、18勝7分2敗の勝ち点「61」、2位のFCラハティに勝ち点15差をつけ首位に立っている。次節はIFKマリエハムンと対戦する。