ウィルシャーはジャカより優れている? アーセナルOBが独自の見解を示す

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 かつてアーセナルで活躍し、現在は解説者として活動する元スコットランド代表FWチャーリー・ニコラス氏が、同チーム所属のイングランド代表MFジャック・ウィルシャーについてコメントを残した。24日付のイギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。

 ウィルシャーはアーセナルの下部組織出身で、当時20歳だった2012−13シーズンから背番号「10」を背負っている。才能は確かながらも負傷に悩まされることが多く、近年は安定した出場機会を得ることができていない。

 そんなウィルシャーについて、ニコラス氏は「ウィルシャーのコンディションが4〜5年前の状態に戻ると思っている人は誰もいないだろう。なぜなら彼は負傷による離脱を繰り返しすぎているからだ。しかし、90分間プレーできるコンディションが整っている状態の彼は、アーセナルにとってとても大きな戦力となることは間違いないだろう」と語った。

 続けてニコラス氏は「ウィルシャーが(スイス代表MFグラニト・)ジャカより優れているかって?答えはイエスだね。(エジプト代表MFモハメド・)エルネニーや(フランス人MFフランシス・)コクランよりも、彼をベンチに置いておくほうが良いとも感じている」とコメント。アーセナルで中盤の定位置を確保しているジャカや、バックアッパーとしてベンチに座るエルネニーやコクランを引き合いに出し、ウィルシャーの能力を高く評価した。