リーグ杯敗退のリヴァプール指揮官、守備陣を痛烈批判「私が病気になる」

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 19日に行われたカラバオ・カップ(フットボールリーグ・カップ)3回戦で、リヴァプールはレスターに0−2で敗れた。早々に敗退が決まったユルゲン・クロップ監督は試合後、2失点を喫した守備陣を激しく批判したようだ。20日付のドイツ紙『ビルト』が伝えている。

 リヴァプールはレスターを相手に序盤から優勢に試合を進めたものの肝心の得点が奪えず、前半をスコアレスで終えた。そして後半、日本代表FW岡崎慎司に1ゴール1アシストを許し、0−2で敗れた。

 試合後、クロップ監督の怒りは守備陣へと向けられた。岡崎をゴール前でフリーにするなど、ミスが多かった一戦。指揮官は「あのようなプレーをされたら、私は本当に病気になる。不用意なミスによる失点は、ゲームをとても難しいものにしてしまう」とコメントし、痛烈に批判している。

 ただ、リヴァプールが守備に難を抱えているということは、クロップ監督の就任後、たびたび指摘されてきている。同監督の下、リヴァプールはプレミアリーグ通算73試合で91失点。失点数の多さは際立っている。

 元イングランド代表FWのアラン・シアラー氏も、イギリス紙『サン』のコラムで「DFが同じようなミスを毎週繰り返しているのを見ると、クロップがトレーニングで一体何をやっているのか、疑問に感じる」と記すなど、守備に関する批判の声が高まっているリヴァプール。奇しくも23日のプレミアリーグ第6節では、再びレスターとの対戦が組まれている。守備陣の立て直しを図り、リベンジを果たしたいところだ。

(記事/Footmedia)