中盤で奮闘も、5失点惨敗…ケルン大迫「僕がこの流れを変えたい」

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 17日に行われたブンデスリーガ第4節で、日本代表FW大迫勇也のケルンは同MF香川真司が所属するドルトムントとアウェイで対戦。0−5と惨敗し、開幕4連敗を喫した。

 先発メンバーに名を連ねて中盤でプレーした大迫は、64分に途中交代。奮闘したものの、守備に追われる時間が大半を占めてしまった。試合後、同選手は「今日はディフェンスに力を使い果たしましたよ」と、もどかしい心中を明かした。

 ケルンはドルトムント戦で、開始3分に先制ゴールを奪われた。アウェイで早々にビハインドを負い、苦しい展開を強いられてしまった。大迫は「失点は不運でしたけど、0−0で行っていればもっとうまく(試合を)運べたと思います。でも、そこがうまくできていないのが現状だし、後ろが弱くて、前も単発過ぎるので、もっとできることは簡単にやりたいです」と、攻守両面での課題を挙げた。

 前半終了間際に追加点を奪われると、後半には失点を重ねて惨敗を喫したケルン。大迫は「今はネガティブになっているので、ここで僕がこの流れを変えたいですし、次がホントに大事ですね。ホントに、ホントに次の試合でどうなっていくかわかるんじゃないですか」と、中2日で迎える次節フランクフルト戦の重要性を強調した。

 新加入のコロンビア人FWジョン・コルドバとの連係を「皆無ですよね。あいつからまだボールも来ないし、言葉も分かんないのでなかなか難しい部分はありますけど。簡単に叩いてほしい時になかなかボールが来ないですね」と大迫が言うように、まだまだ課題が山積と言えるケルン。ヨーロッパリーグと並行して戦う今シーズン、大迫はチームを救う活躍を見せられるだろうか。