喜びをあらわにした山崎賢人

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 俳優の山崎賢人が26日、恵比寿ザ・ガーデンホールにて行われた映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』ジャパンプレミアに出席。原作者の荒木飛呂彦から「映画化に関して、読者のみなさまは期待と一緒に大変不安も感じたかもしれませんが、完成度の高さは、想像を超えています」とビデオメッセージが寄せられ、山崎は「死ぬ気で東方仗助を演じたので、生みの親の荒木先生にこう言っていただけてうれしい、めちゃくちゃうれしい」と感無量の様子を見せた。

 シリーズ累計1億部を超える荒木の大人気コミックを三池崇史監督が実写映画化した本作は、“ジョースター一族”の壮大なるストーリーの中でも、杜王町で暮らす高校生・東方仗助を主人公にした第4部こと「ダイヤモンドは砕けない」の物語が描かれる。

 荒木は「登場人物や主人公のキャラづくりが、映画的なサスペンスにのって場面を圧倒的に支配します」と自身が作り上げたキャラクターが映画で躍動していることを評価し、「それは山崎さんの仗助としての存在感が、作品を引っ張っていってくれているのをはじめ、キャストのみなさんが素晴らしかったからです。CGや劇中音楽もかっこよく、映画を盛り上げてくれます」と絶賛。

 この日は、山崎のほか神木隆之介、小松菜奈、岡田将生、新田真剣佑、伊勢谷友介、三池監督もイベントに出席したが、本作が日本で初めてお披露目されることについて、山崎が「僕が初めて映画を観たとき、スタンドの表現に感動しました。ジョジョにしかない映像になっています」と観客に呼び掛けると、神木も「みなさんスタンドってどう出るんだろうって思っていると思いますが、CGを含め衝撃的な映像になっています」と追随した。

 また山崎は「この映画は僕にとって、いろいろなものが大きく変わった作品になったので、とても愛があります。ジョジョの世界観は予測不可能なので、最後まで楽しんでください」と力強く作品をアピールしていた。(磯部正和)

映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』は8月4日より全国公開