同じ轍は二度踏まず!? チェルシーがユナイテッドも関心のバカヨコ獲得へメディカルチェック実施

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▽モナコのフランス代表MFティエムエ・バカヨコ(22)がチェルシーのメディカルチェックを受診することが決まったようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じている。

▽2014年にレンヌからモナコ入りしたバカヨコは、恵まれた体格を生かした守備に特長がある守備的MF。2016-17シーズンにモナコのリーグ・アン制覇とチャンピオンズリーグ4強入りに大きく貢献しており、今年3月にはフランス代表デビューも果たした。

▽以前からバカヨコに対して興味を示していたチェルシー。同じく獲得に動いていたエバートンのベルギー代表ロメル・ルカクはマンチェスター・ユナイテッドへの移籍が決定した。さらに、ユナイテッドはバカヨコへの関心も噂されており、チェルシー側は同じ失敗をしないようにバカヨコの移籍を急ぐようだ。

▽報道によると、バカヨコは昨シーズンの終盤にヒザの手術を行っており、その影響でチェルシー側はメディカルチェックを遅らせていたようだ。今週中には実施し、そこで問題がなければチェルシーの一員としてアジアツアーに参加するという。なお、移籍金については3500万ポンドから4000万ポンド(約51億4800万〜58億8300万円だと報じている。

▽『スカイ・スポーツ』はバカヨコの加入により、セルビア代表MFネマニャ・マティッチ(28)の退団が濃厚と報道。同選手に対しては以前からユナイテッドが獲得に興味を示していると言われていたが、チェルシー側はルカクの件を受けてこの移籍をブロックする可能性が高いようだ。