【J1採点&寸評】大宮1-1鳥栖|突出した選手が不在のなか、MOMは最下位脱出となる同点弾を決めたアタッカー
[J1リーグ・14節]大宮 1-1 鳥栖/6月4日(日)/NACK
【チーム採点・寸評】
大宮 5.5
前半は攻守ともにミスが多く、低調なパフォーマンスに終始する。ただ後半途中から徐々に改善。ボールを“回させられていた”から、“回している”になった。先制された展開から追いついての勝点1は数字以上の価値があるはずだ。
【大宮|採点・寸評】
GK
50 松井謙弥 6
17分にセットプレーから先制点を許したものの、プレーは安定していた。強いて難点を挙げるのであれば、フィードやビルドアップの精度が足りない。
DF
22 和田拓也 6
気の利いた位置取りでパスの受け皿となり、中盤でフリーの味方を見逃さずに的確にボールをつなぐ。冷静さを欠くことなく90分を過ごした。
25 高山和真 5
鎌田、豊田、チョ・ドンゴンといった180センチ越えの鳥栖攻撃陣に地上、空中どちらも苦戦する。それを補うようなビルドアップも披露できなかった。
3 河本裕之 5.5
高山をフォローしつつ、豊田やチョ・ドンゴンと互角に競り合う。終始安定していたが、前に入られた失点シーンが減点材料となった。
19 奥井 諒 5(59分OUT)
17分の失点シーンは自身のファウルでのFKから。守備対応では後手を踏み、致命傷となりかけるミスも。アタック面でもプレー精度を欠いた。
MF
28 長谷川アーリアジャスール 5(HT OUT)
アンカーに入るも判断に迷いが見て取れた。攻撃ではパスで優位性を生み出せず、守備ではボールホルダーへのアプローチが遅くなってしまう。
40 茨田陽生 6
巧みなポジショニングからボールを引き出し、パスを散らす。中盤の底からインサイドハーフになったことでアタック性能がより生きている印象だ。
17 横谷 繁 5.5(74分OUT)
秀逸なターンから前へと持ち出し、ラストパスで清水の決定を演じた57分の場面はさすが。ただ、インサイドハーフとしてのボール捌きには不満も残った。
47 岩上祐三 6
終盤になっても運動量が落ちない、まさに無尽蔵のスタミナでチームを鼓舞。同点ゴールの起点となった高精度クロスも素晴らしかった。
FW
14 清水慎太郎 5.5(77分OUT)
期待されていたであろう推進力という点では物足りない。また、守備面も拙さが浮き彫りとなった。江坂のゴールをアシストしたことで多少は持ち直したが……。
7 江坂 任 6 Man of The Match
72分にヘディングで値千金の同点弾。フリーランや基準点としてのキープも評価点だが、FWとして結果を出したことがすべてだろう。
交代出場
MF
15 大山啓輔 6(HT IN)
「ゲームコントロールを期待して投入した」という伊藤監督の言葉を実践。プロ初のアンカーであったが、戸惑うことなくプレーした。
MF
16 マテウス 6(59分IN)
円滑なボール回しを助ける“個での仕掛け”を注入。大きく目立つわけではなかったが、ピッチに立ってから試合の流れは明らかに変わった。
MF
44 瀬川祐輔 -(77分IN)
持ち前の運動量とスピードで縦への速さをチームにもたらす。欲を言えば、カウンター発動時にもっと長い距離を持ち上がりたい。
監督
伊藤 彰 6
選手交代の判断の早さ、的確さは褒められて然るべき。リーグ戦初陣を勝利で飾れなかったが、後半のチームパフォーマンスは十分に期待の持てるものだった。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
【チーム採点・寸評】
大宮 5.5
前半は攻守ともにミスが多く、低調なパフォーマンスに終始する。ただ後半途中から徐々に改善。ボールを“回させられていた”から、“回している”になった。先制された展開から追いついての勝点1は数字以上の価値があるはずだ。
【大宮|採点・寸評】
GK
50 松井謙弥 6
17分にセットプレーから先制点を許したものの、プレーは安定していた。強いて難点を挙げるのであれば、フィードやビルドアップの精度が足りない。
22 和田拓也 6
気の利いた位置取りでパスの受け皿となり、中盤でフリーの味方を見逃さずに的確にボールをつなぐ。冷静さを欠くことなく90分を過ごした。
25 高山和真 5
鎌田、豊田、チョ・ドンゴンといった180センチ越えの鳥栖攻撃陣に地上、空中どちらも苦戦する。それを補うようなビルドアップも披露できなかった。
3 河本裕之 5.5
高山をフォローしつつ、豊田やチョ・ドンゴンと互角に競り合う。終始安定していたが、前に入られた失点シーンが減点材料となった。
19 奥井 諒 5(59分OUT)
17分の失点シーンは自身のファウルでのFKから。守備対応では後手を踏み、致命傷となりかけるミスも。アタック面でもプレー精度を欠いた。
MF
28 長谷川アーリアジャスール 5(HT OUT)
アンカーに入るも判断に迷いが見て取れた。攻撃ではパスで優位性を生み出せず、守備ではボールホルダーへのアプローチが遅くなってしまう。
40 茨田陽生 6
巧みなポジショニングからボールを引き出し、パスを散らす。中盤の底からインサイドハーフになったことでアタック性能がより生きている印象だ。
17 横谷 繁 5.5(74分OUT)
秀逸なターンから前へと持ち出し、ラストパスで清水の決定を演じた57分の場面はさすが。ただ、インサイドハーフとしてのボール捌きには不満も残った。
47 岩上祐三 6
終盤になっても運動量が落ちない、まさに無尽蔵のスタミナでチームを鼓舞。同点ゴールの起点となった高精度クロスも素晴らしかった。
FW
14 清水慎太郎 5.5(77分OUT)
期待されていたであろう推進力という点では物足りない。また、守備面も拙さが浮き彫りとなった。江坂のゴールをアシストしたことで多少は持ち直したが……。
7 江坂 任 6 Man of The Match
72分にヘディングで値千金の同点弾。フリーランや基準点としてのキープも評価点だが、FWとして結果を出したことがすべてだろう。
交代出場
MF
15 大山啓輔 6(HT IN)
「ゲームコントロールを期待して投入した」という伊藤監督の言葉を実践。プロ初のアンカーであったが、戸惑うことなくプレーした。
MF
16 マテウス 6(59分IN)
円滑なボール回しを助ける“個での仕掛け”を注入。大きく目立つわけではなかったが、ピッチに立ってから試合の流れは明らかに変わった。
MF
44 瀬川祐輔 -(77分IN)
持ち前の運動量とスピードで縦への速さをチームにもたらす。欲を言えば、カウンター発動時にもっと長い距離を持ち上がりたい。
監督
伊藤 彰 6
選手交代の判断の早さ、的確さは褒められて然るべき。リーグ戦初陣を勝利で飾れなかったが、後半のチームパフォーマンスは十分に期待の持てるものだった。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。