シャーレを掲げる石井監督。15年のナビスコカップ(現・ルヴァンカップ)、16年のJ1、天皇杯と3つのタイトルをクラブにもたらした。(C)SOCCER DIGEST

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 J1の鹿島は31日、石井正忠監督の解任と大岩剛新監督の就任を発表した。これを受け、石井監督がクラブの公式フェイスブックに「鹿島アントラーズに関わる全ての皆さまへ」と題したメッセージを寄せた。内容は以下のとおり。
 
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 今季において最大の目標であったAFCチャンピオンズリーグのタイトルを獲ることができなかったこと、また、思うようなチーム作りができなかった事を大変申し訳なく思います。

 今シーズンにおいても常に勝利を重ねて優勝を目指す「強いチーム」そして、多くの皆様から支えられるような「愛されるチーム」を築こうと努力してきましたが、私の力不足で皆様のご期待に応えることができませんでした。
 
 2015年シーズン途中での監督就任から今日までの間、練習から一生懸命取り組んでくれた選手達、献身的にサポートしてくれたチームスタッフやクラブ関係者、私に関わってくれた全ての方々の力で、素晴らしい経験をさせていただきました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

 特に、地域の皆さんをはじめとするファンやサポーターの方々には、選手時代から長年にわたり支えていただきました。そのことは決して忘れませんし、心より感謝しています。

 私自身はシーズン途中でこのクラブを去ることとなりましたが、どうかこれからも鹿島アントラーズを応援し続けていただければ幸いです。長い間、本当にありがとうございました。