高橋みなみがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「高橋みなみの『これから、何する?』」。

4月5日(水)の放送では、音楽ジャーナリストの高橋芳朗さんにJ-POPからわかる洋楽の楽しみ方について教えてもらいました。



「これなに」には3回目の出演となる高橋(芳)さん。以前出演したときに“AKB48の「胡桃とダイアローグ」が好きだったら、ブリトニー・スピアーズの「Toxic」も好きなはず”と話していましたが、今回はそれを検証しつつ、AKB48と洋楽の意外な接点を紹介。

まずはその2 曲を実際に聴いてみると、曲の雰囲気などがかなりリンクしていて、たかみなも思わず鳥肌が……。

今回はこの他にも、AKB48の曲に見られるさまざまな洋楽のエッセンスを学びました。

例えば、60年代に生まれ、その後たくさんのヒット曲に使われてきた魔法のリズム。それはAKB48の曲にも使われていると高橋(芳)さん。

その曲は何かと言えば「涙のシーソーゲーム」。

そして、オリジナルとなっているのはマーサ&ザ・ヴァンデラスの「I'm Ready For Love」。

この2曲を聴いたたかみなは、その近しいニュアンスにまたまたビックリしていましたが、高橋(芳)さんからはさらに驚くべき事実も。

このリズムを使っている曲は他にもたくさんあり、例えば広末涼子さんの「MajiでKoiする5秒前」や斉藤和義さんの「歩いて帰ろう」。さらにはプリンセス プリンセスの「Diamonds」、サザンオールスターズの「太陽は罪な奴」もそうだとか。

その後のオールディーズ編ではAKB48の「アイスの口づけ」とトレイシー・ウルマンの「They Don't Know」。ディスコ・ファンク編ではAKB48の「これからWonderland」とアース・ウィンド・アンド・ファイアーの「Shining Star」を聴き比べ。どちらも共通項がたっぷりで、たかみなも終始驚きっぱなしでした。

AKB48の曲の新たな発見に喜ぶたかみなでしたが、リスナーからはこんな質問が。それは盗作かそうではないかの境界線について。

高橋(芳)さんは「難しいですね……」と言いつつも、「オリジナルのアーティストには寛大であってほしいですね」と本音をポロリ。そして、さらにはこんなエピソードも。

かつてDREAMS COME TRUEの中村正人さんは、尊敬しているアース・ウィンド・アンド・ファイアーのモーリス・ホワイトさんに“僕はあなたたちの曲をいっぱいパクってヒット曲を作ってきました”と告白。すると、モーリス・ホワイトさんは中村さんに“それでいいんだ”と答えたそうです。

というのも、モーリス・ホワイトさん自身も諸先輩の音楽にインスパイアされ音楽を制作してきただけに、中村さんに対しても音楽を自分たちなりに昇華して後世に繋げていくべきだと言ったそうです。

この話を聞いたたかみなは大感動。今回はさまざまな発見を通して、音楽について改めて考えた放送でした。

4月6日(木)ヴィジュアル系ロックバンド・シドのマオさんとゆうやさんが登場。ツアー中の必需品について教えていただきます。お楽しみに!

【番組概要】

番組名:高橋みなみの「これから、何する?」

放送日時:毎週月〜木 13:00〜14:55

パーソナリティ:高橋みなみ

番組ホームページ:http://www.tfm.co.jp/korenani http://www.tfm.co.jp/korenani

番組SNS:

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聴取期限 2017年4月13日 AM 4:59 まで

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