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SCSKは1月16日、SAPの最新ERP「SAP S/4HANA」導入テンプレートとその関連サービス「Add-Value(アドバリュー)」シリーズを、「Microsoft Azure」上で同日から提供開始したと発表した。

マイクロソフトは最大32コアCPU、0.5TBメモリを搭載した仮想マシン「G シリーズ」のMicrosoft Azure東日本リージョンで提供開始しており、SCSKもこれにあわせ、「G シリーズ」における SAP S/4HANA、および同社SAP関連サービスを提供する。

提供するSAP S/4HANA導入テンプレートは、会計ソリューション「Add-Value for Accounting」、組立/プロセス製造業向け業務領域をカバーする「Add-Value for Manufacturing」、手形管理から電子記録債権まで対応のAdd-Onソリューション「Add-Value for 手形管理」。

「Add-Value for Manufacturing」は、組立/プロセス製造業で必要となる販売、購買、生産、財務会計、管理会計などの業務をカバーするトータル・ソリューション。「Add-Value for 手形管理」では、手形管理に必要な計上から決済までの機能に加え、「でんさいネット」対応機能を兼ね備える。

また関連サービスでは、「SAP S/4HANA」の導入やマイグレーションを支援する各種サービスを順次提供し、その第一弾として、「SAP S/4HANA」を使って、自社業務との簡易適合性検証を可能にする POC(Proof of concept:コンセプト検証)サービスを提供開始する。