開幕戦以来4カ月ぶりのリーグ戦黒星を振り返るヴェンゲル「自分自身を見なければ」

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▽開幕戦のリバプール戦以来、約4カ月ぶりの敗戦を喫したアーセナル。アーセン・ヴェンゲル監督がエバートン戦を振り返った。クラブ公式サイトがコメントを伝えている。

▽13日に行われたプレミアリーグ第16節のエバートン戦。今シーズンはプレミアリーグの開幕戦となったリバプール戦で3-4と敗れたものの、その後は14戦無敗。首位のチェルシーに次いで2位につけている。

▽試合は20分にFWアレクシス・サンチェスがFKを沈めてアーセナルが先制するも、44分にクロスからDFシーマス・コールマンに同点ゴールを許す。後半はスコアが動かない展開が続いたが86分、CKからDFアシュリー・ウィリアムズに頭で合わされ逆転を許す。その後、アーセナルは猛攻を仕掛けアディショナルタイムにはビッグチャンスを得るも、エバートンは身体を張ってブロック。2-1でエバートンが勝利していた。

▽試合後、記者会見に臨んだヴェンゲル監督がコメント。逆転ゴールに繋がったCKの判定が間違っていると指摘しながらも、自分たちのパフォーマンスが良くなかったと認めた。

「コーナーではなかった。外からでも分かったよ。ただ、我々は間違ったジャッジでもプレーしなければならない。ただ失望している。クラッテンバークは、ボールを見るための本当に良いポジションにいたんだ。今シーズンはこういった不運なジャッジに遭ったのは初めてではない。全面的に、私は審判について話したくはないんだ。我々の問題ではない」

「我々は、自分自身を見なければならないと思っている。良いスタートを切ったと感じてしまい、試合を落としてしまった。あまりにも疲労しており、エバートンは良いフィジカルコンディションを持っていたため、粘り強さを失ってしまったかもしれない」

「残念なことに、最後に2つのチャンスをモノにすることができなかった。多くのチャンスは作っていないが、ゴールを奪える明らかなチャンスもあった」