美容のプロが厳選!ホントに使える「ティントリップ」3選
“ティント”という言葉、美容が好きな女性は最近よく耳にされるのではないでしょうか。
“ティントモイスチャライザー”や“ティントリップ”、日本でも人気が出てきていますね。
ティントとは直訳すると“染める”という意味。今までの“塗る”という発想とは違い、“染める”にチェンジしていくスタイルがとても新鮮。そんな新顔のテクスチャーであるティントリップ。
今回はロンドン、ニューヨークと海外でも様々なティントリップを試してきた筆者が、厳選の3品をご紹介したいと思います。
■口紅とティントリップの違いって?
まずは両者の違いについてご説明します。ティントリップとは、冒頭でも触れたように“染める”という意味合いがあります。普通のリップと違い、唇の角質層へと浸透し、唇を染めるという効果があるのです。
その分口紅よりも落ちづらく、ナチュラルな発色が特徴。そして唇の水分量やPHにより色味が変わるのも特徴的です。
落としきれていない化粧品は色素沈着や乾燥の原因になってしまうので、洗顔の際にしっかり落とせるよう注意を払いましょう!
■ジュワッと内側から染み出るような血色感、イブサンローラン ヴォリプテ ティントインオイル
おすすめのティントリップ1つめは、昨年から人気のイブサンローランから発売された新しい質感、ヴォリプテ ティント インオイル。こちらの特徴はなんといっても、その潤い!
オイル美容液なみのトリートメント効果と美しい色味を融合したオイルルージュ。少し乾燥しやすいティントリップの中でも、これだけオイルのような美容液効果を発揮してくれるのは嬉しいですね。
内側からにじみ出る質感を是非試してみて!
■多種多様に楽しめる、シュウウエムラ ティント インジェラート
続いてはシュウウエムラから、こちらのティントリップはチークにもリップにも使えるという優れもの。塗り方によって、 ツヤのある仕上がりからセミマットな質感、ナチュラルから鮮やかな発色まで、自由自在にコントロールできます。1本で口元に様々な質感を与えられ、チークにも使用できるのはポーチにいれて持ち運ぶ時もとっても便利!口元とチークを同じ色味に合わせる事でバランスも取りやすくなります。
■プチプラ優秀コスメのキャンメイクから、リップティントシロップ
言わずと知れた人気商品、優秀すぎるプチプラコスメのキャンメイクから『リップティントシロップ』をご紹介します。
こちらは、つけたあとに唇に染みこむような色づきで発色し、色味も長持ち!
こまめな塗りなおしが不要なシロップリップ、気分によって使い分けられるように他の色味も揃えたい気分になります。
プチプラとは思えない質感と発色を是非試してみて!
いかがでしたか? 唇は上から塗るだけではなく、染めるように発色させていく時代。
飲食でのリップ落ちを気にしなくてもいいティントリップを活用し、美しく洗練された口元を常にキープしていきましょう!
【筆者略歴】
※ 小笠原彩 ・・・メイクアップアーティストとしてロンドン、NY、東京とランウェイや雑誌・広告のメイクを手掛けハリウッド女優顧客も持つ。2015年に美容プロデュース・コンサルティングの会社を立ち上げ、アジア方面での貢献事業、講演、商品開発も行っている。
【画像】
※ Sofia Zhuravetc / shutterstock