プロが伝授!老廃物を流して「二重あご」を撃退するマッサージ
太った印象や老けた印象を与えてしまうあご周りのお肉。二重あごは太っている人のイメージがありますが、体は細いのに二重あごの方もいます。お顔の筋肉が衰えてしまうことも、その原因のひとつです。
そこで今回はエステティシャンである筆者が、自宅でできる“二重あご撃退のマッサージ法”を伝授します。お顔の輪郭、フェイスラインがシャープだとグッと引き締まり、印象も変わりますよ!
■二重あごの原因
二重あごになってしまう原因は、日頃のクセにもあります。
・猫背など姿勢の悪さ
・食事を噛む回数が少ない
・パソコンやスマホの長時間使用による表情筋の衰え
・体重の増加
・塩分の取りすぎなどによるむくみ
・口呼吸による頬や口角の緩み
思い当たるところがある場合は、早急に意識して改善しましょう。
■二重あご撃退マッサージ
お肌に負担をかけないために、オイルやクリームなどをつけてマッサージを行って下さい。
(1)鎖骨周り〜耳下腺リンパを流します。
鎖骨の真上のくぼみを、中指と人差し指を使って肩の付け根に向かって往復しながら流します。約10回行いましょう。
鎖骨の真下を人差し指、中指、薬指を使って肩の付け根に向かって往復しながら流します。約10回行いましょう。
肩の付け根から首筋を通って耳の下まで、人差し指、中指、薬指を使って軽く押しながら往復します。約15回行いましょう。
耳の下を親指で軽く押します。約3秒×5回行いましょう。
(2)フェイスラインマッサージ
あごの骨の後ろを軽く押します。約5秒行いましょう。
そのまま骨の後ろ側を沿うように耳の下まで流します。約15回行いましょう。
耳の付け根の部分を人差し指、中指、薬指の第二関節を使って痛気持ちいくらいの力で上下に流します。約15回行いましょう。
人差し指と中指の間にフェイスラインをはさみ、あご〜耳の下まで流します。
第一関節と第二関節、指の側面をフェイスラインに添わすようにして、約20回行いましょう。
人差し指、中指、薬指、小指の第一関節、第二関節を口角〜耳の下に向かって流します。約20回行いましょう。
いかがでしたか? あご周りに脂肪がついたり、たるみが出やすい方は、鎖骨、首、肩こりなど血流やリンパの流れが悪く老廃物がたまりやすいという特徴があります。
入浴中やスキンケアの間にマッサージをしてあげることで、「痩せた?」「スッキリした?」と言われるようになりますよ。あご周りや二重あごが気になる方はぜひ取り入れてみて下さいね。
【筆者略歴】
※ 寒川あゆみ・・・エステティックサロンにて勤務後、海外に渡りセラピストとしてフリーで活動。2014年より、大阪にてエ
ステサロン「Private salon Laule’a」を運営。同時に講師・イベント出店・美容家・美容ライターとしても活 動中。