「ポンポン」を作るときに使う“あのテープ”の呼び方が議論の的に

2016年9月14日 17時38分

地域によって呼び方が変わるモノは多い。Twitterで議論の的になっているのは、ポリエチレン製の紐の名称だ。「え、そんな呼び方あるの？」「これ一択だろ」と、驚きの声が上がっているようだ。

「ポリエチレン製のセロハンテープ的なもの」なんて言う？

応援をする時などに使用する「ポンポン」。これを作るときにはシャカシャカした材質のポリエチレン製のテープを使われることが多い。ではそのテープのことをあなたは何と呼んでいる？

このテープの名前をなんて言いますか… pic.twitter.com/wrxeRQ3wfA
— じょにーはかえるなのです (@yamagata08606) 2016年9月13日

この答えには「スズランテープ」「ビニールテープ」「ビニール紐」「ポンポンつくるやつ」「ナイロンテープ」「しゃかしゃかテープ」「ピロピロ」などがあるらしい。

地域毎に分けると、「スズランテープ」「ビニールテープ」と呼ぶ人が全国的にいて、同じ東京都民でも“スズラン派”“ビニール派”がいたりするらしい。北海道や新潟など北にいくと“しゃかしゃか派”が出てきたりもするのだとか。

ちなみに「スズランテープ」と言う名前はシーアイ化成の商標だ。

スズランテープ / ￥368 /

「ポンポン」だけじゃない、あの紐の使い道

調べてみると、ポリエチレン製のテープの使い方は「ポンポン」だけにとどまらない。テープを丁寧に「かぎ編み」してバッグを手作りする人々もいるのだ。YouTubeには、とてもあの紐からできているとは思えないほど高クオリティのバッグの作成動画が公開されている。

テープの色がカラフルでバリエーションがあり、頑丈さと耐水性も兼ね備えている点が、好まれているらしい。「荷造りひも(スズランテープ)で作るバッグ&小物―雑貨感覚の…エコバッグetc」という本も出版されるなど、“あの紐”には意外と奥深い世界が広がっているようだ。