夏も過ぎようとしています。……というか、もう過ぎたでしょうか? しかし昨日から今日(10〜11日)にかけ、記者はギリギリで泳ぐチャンスに遭遇しています。
見てください、これ!


ここは、プールです。そして、プールに50,000個の白いボールが浮遊している。東京ドームホテル「ガーデンプール」にて2日間限定で開催中なのは「tamapa Summer POOL」なるイベント。

以前、コネタにて「tamapa(たまパ)」(5万個の白いボールがひしめく部屋に飛び込めるクラブイベント)や「tamapacafe & Bar(たまパカフェ・アンド・バー)」(5万個の白いボールに埋もれながらコーヒーやビールを楽しむ店)をご紹介していますが、そのサマーバージョンと言えるでしょう。

過ぎゆく夏に、リア充と白いボール


とにかく光景が普通じゃないので、ご覧ください。








どうですか? 思わずプールに(玉に)飛び込みたくなりません!? では、1日目(10日)に泳ぎに来ていた女子4人組に話を伺ってみましょう!


――泳いでみて、感想はどうですか?
女の子 楽しかったです!
――普通のプールとどこが違うと思いましたか?
女の子 ……玉(笑)?

水中からボールを撮ると素敵


そうです。玉があるのと無いとでは、全然違います。
「水中に潜り、水面を見上げるような角度で撮影すると綺麗なんですよ」(担当者)


あらぁ〜、本当に綺麗! 浮力でボールの半分が水面に顔を出し、もう半分は水中に潜っている。この絶妙な状態を下から見上げると、とっても幻想的でした。
「このイベントの開催を発表するや、皆さんから『防水のカメラで写真撮りたーい!』という反響が続出しました(笑)」(担当者)
いや、本当に撮っていただきたいですよ!

ボールのプールを泳ぐと、ミュージックがはっきり聴こえる


このプールは、ただボールがあるだけではない。水中には、こんなスピーカーが設置されています。


これは、シンクロナイズド・スイミングの競技用スピーカーだそう。水中でも外と同じように音楽が響き、事前にDJが選曲したBGMをはっきり聴き取りながら泳ぐことができるのです。


水中に潜らせると表には音が伝わらないという、とてつもないスグレモノ!

ボールが飛ばないよう、4時間かけてネットをかぶせる


もう一度言いますが、このプールには5万個のボールが浮遊しています。我々にとっては楽しいけど、主催側はメチャメチャ大変でしょうね……。
「深夜の日をまたぐタイミングが危ないので、誰もいない時はプールにネットをかぶせています。でもプールを覆うほど大きいネットなんて無いので、開催前日の深夜に約4時間プールに入りながらネットを結束バンドでつないでいました(苦笑)」(担当者)

開催前日、1日目、2日目と3日間はプールがボールだらけになっているわけです。それは、放置できませんよねぇ……。

そんな大変な「tamapa Summer POOL」、実は来夏も予定されるそうですよ!


そして、他の形式でのtamapaも定期的に開催されるとのこと。
「客席を玉だらけにした空間で、みんなで映画を観てみたいですね。あと、ボールに埋もれての読書会とか。もちろん、改めてクラブイベントも仕掛けていきたいです」(担当者)

これからも、大量のボールを活用したイベントが楽しみ! そして過ぎゆく夏、ボールに思いを馳せた2日間でした……。
(寺西ジャジューカ)