フランスのウドン市で「うどんを食べよう」という謎企画 協力はもちろんあの県

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讃岐うどんが特産物である香川県が“うどん県”と呼ばれ、もはや公式でもそう名乗りだしているのは知られてきている。だが、なんとフランスにも“ウドン市”があるという。さらにそこで“うどん”をメインにしたイベントが実施されるとのことで、Twitterは大いに盛り上がっている。

フランスのウドン城でうどんイベント


「JALPAK パリ支店」の公式サイトに「フランス ウドン市・中世の古城、ウドン城における日仏文化交流イベントのお知らせ」というページがある。それによると、フランス西部・ナント近郊のウドン市にある、中世の古城「ウドン城」で、日本の食文化の紹介を軸とした、日仏文化交流イベントを実施するという。同店が日本誘致施策VISIT JAPAN&フランス誘致施策『2016 VISIT FRANCEフランスへ行こう』の一環として実施するもの。

イベントの開催期間は9月10日(土)〜11日(日)で、香川県観光誘致ブース、うどんに関するパネル展示、特産品の紹介に加え、パリ・シャンゼリゼの手打ちうどん“喜心”が参加。現地でのうどん販売+うどん作りのアトリエ設定が行われる。また、ナント地区のフランス料理シェフによるフレンチ風うどんも披露される。

このなにからなにまでうどん尽くしのイベントに「ウドン城なんて名前のお城があったのか」「ウドン城でうどんを食べるとかギャグか」「自治体のオジサン達が考えるイベントって、、、だいたい、ダジャレw」と大きな反響が起こっている。中には「なんでわざわざフランスまでいってうどん食わなきゃいけねーんだよwww」という意見も……。

だが、このイベントではフランス人シェフの、うどんをフランス風に料理したものも堪能できるので、うどん好きなら価値は十分にありそうだ。その他にはウドン城の見学、イギリスのロマン主義の画家・ウィリアム・ターナーが好んで描いた美しい光景が繰り広げられるロワール川クルーズを楽しむこともできるらしい。申込期限は残念ながらもう過ぎているが、当日の現地から報告が心待ちにされている。