中央銀行の彭淮南総裁

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(ニューヨーク 2日 中央社)米グローバル・ファイナンス誌が1日に発表した2016年度の中央銀行総裁レポートで、中華民国中央銀行の彭淮南総裁が13回目の「A」評価を獲得した。

レポートは主要国・地域の中央銀行総裁の実績をランク付けしたもので「A」評価が最高。彭氏は昨年12回目の「A」を獲得し、マレーシア中央銀行のゼティ・アクター・アジズ総裁(当時)に並んでいた。今回、A評価を受けたのは中華民国(台湾)、イスラエル、レバノン、パラグアイ、ペルー、フィリピン、ロシア、英国の8カ国の中銀総裁。

米連邦準備理事会(FRB)のジャネット・イエレン議長は「Aマイナス」、日銀の黒田東彦総裁は「B」、中国大陸・人民銀行の周小川総裁は「C」で、それぞれ昨年のランクを維持した。一方、韓国銀行の李柱烈総裁は「B」から「Bプラス」に格上げとなった。

(邱柏勝/編集:杉野浩司)