有楽町がクリエーターの街に変わる?トランジット傘下企業がシェアオフィス開設

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 トランジット(TRANSIT)グループ傘下のリアルゲイトが、クリエーター向けのシェアオフィス「ポータルポイント有楽町(PORTAL POINT YURAKUCHO)」を9月1日にオープンした。1名から利用可能で、フリーデスクプランではレンタル料金を月3万円と設定し、リーズナブルな価格で提供。コミュニティーラウンジをはじめ、ミーティングルームやサービスを充実させ、クリエーターや若手起業家を丸の内・有楽町エリアに呼び寄せる狙いだ。 有楽町がクリエーターの街に変わる?の画像を拡大

 「ポータルポイント有楽町」は表参道に続く「ポータルポイント」2号店で、有楽町駅に直結している築49年の新有楽町ビル11階にオープン。内装デザインは多くのファッションブランドの店舗を手がけるLINE INCの勝田隆夫代表が手がけ、ラウンジはシーン別で使い分けられるよう様々なバリエーションで空間を仕切っているほか、ジェニー・シャラフ(Jenny Sharaf)やKOBIRIらによるアートを取り入れ、感性を刺激する空間に仕上げた。全6部屋のミーティングルームやコンシェルジュ、各種ビジネスサポートサービスなどもそろえ、多様なビジネス用途に対応している。 丸の内・有楽町は大手企業が本社機能を据えているエリアとして知られているが、元来はクリエーターが集っていたという。リアルゲイトの岩本裕代表は、新有楽町ビルを保有する三菱地所から「クリエーターが集まる表参道の雰囲気を丸の内に呼び戻したい」という依頼を受け、今回のポータルポイントの出店を決定した。シェアオフィスの需要は都内を中心に近年で高まりつつあり、ポータルポイント表参道では従来の起業家に加えて、外国人やセカンドオフィスとして借りる人が増加。様々な働き方が広がっている中で、リアルゲイトは「ポータルポイント」をフラッグシップブランドとして、感度の高い人が集まるエリアを中心に展開していきたい考えだ。■PORTAL POINT YURAKUCHO 公式サイト