剛腕ユナイテッド、ペップ・シティから“神童”強奪へクラブ間合意か

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▽マンチェスター・ユナイテッドが、パルメイラスに所属するU-23ブラジル代表FWガブリエウ・ジェズス(19)の獲得に動いているようだ。ブラジル『globoesporte』が報じた。

▽卓越したテクニックを駆使したドリブルや圧巻の瞬発力が魅力のガブリエウ・ジェズスは、FWネイマールを超える才能を持つと評されるブラジル期待の逸材。レアル・マドリーやバルセロナ、バイエルン、マンチェスター・シティなど、多くのビッグクラブが獲得を狙っていることが報じられてきた。

▽その中でも、先日にはシティがガブリエウ・ジェズスの獲得に近づいていることが報じられ、移籍成立は間近に迫っているとみられていた。

▽しかし、ここにきてシティの宿敵であるユナイテッドが攻勢をかけているようだ。ガブリエウ・ジェズスには、レアル・マドリーやバルセロナ、ユナイテッドらビッグクラブだけが起動できる2400万ユーロ(約27億6000万円)の解除条項があるとみられている。だが、パルメイラスは、ユナイテッドが獲得レースを制するため、この解除金を大きく上回る3800万ユーロ(約43億7000万円)を用意していることを月曜日に知ったようだ。水曜日にも正式オファーがとどくとみられており、シティから一転、ユナイテッドがポールポジションに立つ可能性がある模様だ。

▽しかし、ユナイテッドが移籍を成立させるためには、ガブリエウ・ジェズス本人を口説き落とす必要がある。ガブリエウ・ジェズスは、シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督から電話を受けており、名将からの誘いを喜んでいたとされている。

▽果たして、“神童”をめぐるマンチェスター・ダービーを制するのは、どちらのクラブだろうか。