9月17日より最新作『レッドタートル ある島の物語』が公開されるスタジオジブリですが、その前に1985年に設立されたジブリの30年にも及ぶ歴史を振り返るのもいいと思いません?

「ナウシカ」からのジブリ30 年の歩みを振り返る


本日(7月7日)より、六本木ヒルズ展望台・東京シティビューにて、『ジブリの大博覧会〜ナウシカから最新作「レッドタートル」まで〜』が開催されています。これまでのジブリ作品がどのように生み出され、世に出て行ったのか、当時を振り返るポスターやチラシといった広告宣伝物を中心に、制作資料、企画書など未公開資料を含む膨大な数の資料から掘り下げる同展。
昨日にプレス内覧会が開催されているので、私も遊びに行ってきました!




フロアに降り立つと、いきなりハートをグッと掴まれます。エントランスでは、ジブリ作品のポスターがズラッと並んでお出迎え。

最新作を掘り下げる「レッドタートル ある島の物語展」



歩を進めると、まずは「レッドタートル ある島の物語展」に行き当たります。




こちらは、鉛筆で紙に描かれた「キャラクター設定」。





こちらは、原画です。



トトロが出迎える喫茶店


トトロが店主を務め、カウンター内から出迎えてくれる喫茶店……のようなスペースにも行き当たります。




店の奥の階段を覗くと、暗がりにまっくろくろすけが……。



「ジブリの大博覧会」



「ジブリの大博覧会」エリアに辿り着きました。まずは『風の谷のナウシカ』から『思い出のマーニー』までを網羅する「ポスター」ゾーンからです。



●『風の谷のナウシカ』




●『天空の城ラピュタ』





●『となりのトトロ』



なんと、糸井重里による「キャッチコピー集」も。



●『火垂るの墓』





●『魔女の宅急便』



●『おもひでぽろぽろ』




●『紅の豚』





●『平成狸合戦ぽんぽこ』



●『耳をすませば』




●『もののけ姫』




●『千と千尋の神隠し』




●『猫の恩返し』



●『ハウルの動く城』




●『ゲド戦記』




●『崖の上のポニョ』




●『借りぐらしのアリエッティ』



●『コクリコ坂から』





●『風立ちぬ』





●『思い出のマーニー』




ポスターゾーンを過ぎると、新聞、雑誌などメディアに掲載された広告の変遷を一望することができます。





鈴木敏夫プロデューサーのデスク周りを再現したエリアも。




●「ジブリの宣伝倉庫」
「ジブリの宣伝倉庫」に辿り着くと、まさにジブリの宣伝物でギッシリ!













「ジブリの宣伝倉庫」を過ぎると、唐突に巨大なネコバスと対面!




「空とぶ機械達展」


ネコバスを過ぎると、「スタジオジブリ 空とぶ機械達展」へ突入する。




エントランスは、プロペラがちゃんと動いている。




ラピュタのオープニングに登場した飛行船が、上がったり着陸したりを繰り返してます。




ジブリグッズが満載のオフィシャルショップ


大博覧会を観終え、エスカレーターで下に降りるとオフィシャルショップに行き着きます。




なんと大博覧会限定で、『となりのトトロ』のぬいぐるみの復刻版が発売されます。1993年に一度だけ発売されたベージュ色のトトロは、今回の限定版。


1988年の公開時に発売されていたミミズクトトロぬいぐるみも、今回の大博覧会
限定でマスコットとなりました。




他にもいっぱいある。







●ジブリ作品をイメージしたオリジナルメニュー
六本木ヒルズ展望台・東京シティビューに隣接するカフェ&レストラン「THE SUN & THE MOON」では、『ジブリの大博覧会』を記念したオリジナルメニューが展開されるとのこと。

●「まっくろバーガー」(1,380円)


竹炭を使用したフォッカッチャ生地のバンズなど、全て黒の食材を重ねたインパクトのあるバーガー。

●「目玉焼きトースト&肉団子のスープ」(1,080円)


「トースト×目玉焼き」を豪華に仕上げたボリューム満点のクロックマダム。

……と見どころ満載なのですが、混雑必至であろう『ジブリの大博覧会〜ナウシカから最新作「レッドタートル」まで〜』。最新作の予習としてもいいですし、今までの歴史を振り返る意味でも最高です。
(寺西ジャジューカ)