3位タイと好位置で予選を突破したアマチュアの小西健太(撮影:米山聡明)

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<長嶋茂雄 INVITATIONALセガサミーカップ 2日目◇1日◇ザ・ノースカントリークラブ(7,167ヤード ・パー72)>
 国内男子ツアー『長嶋茂雄 INVITATIONALセガサミーカップ』2日目。初日2アンダー・13位タイからスタートしたアマチュアの小西健太が“67”の好ラウンドとなり、首位と2打差の3位タイに浮上した。
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 今季レギュラーツアー初出場となる小西。上位進出を果たしたこの日は7番パー3で10cmのチャンスにつけて初バーディを奪うと、8番では3m、さらに9番では10mを沈めて3連続バーディ。後半も「いい位置にいるのはわかっていましたが、緊張しませんでした」と平常心を保ち、上がり2ホールで連続バーディを奪うなど2つスコアを伸ばしてトータル7アンダーでホールアウトした。
 現在は東北福祉大4年生でキャプテンを務める小西だが、世界に羽ばたく松山英樹ら多くの先輩のなかでも最も近い存在は今大会予選ラウンド2日間を終わって首位に立っている谷原秀人。広島の同郷でともに瀬戸内高校出身。高校・大学ともに先輩にあたる。
 積極的な交流はないが「実家も近いですし、大学のオーストラリア合宿には藤本(佳則)さんと参加しています」といい、小さい頃の印象的な記憶も。「谷原さんと同組の選手は長いバーディパットを決めた直後に入れ返したのを見て“強いな〜、こういう風になりたいな”と思ったことを覚えています」。
 大学を卒業する来年にはもちろんプロ転向を希望し、今年9月から始まるQTを突破して来季前半戦の出場権を獲得することが目標。「谷原さんと一緒に回ってみたいですし、チャンスがあれば優勝争いをしたい」という願いが最終日に実現できれば、今後のプロゴルファー人生の糧となる。
【2日目の順位】
1位T:谷原秀人(-9)
1位T:タンヤゴーン・クロンパ(-9)
3位T:木下稜介(-7)
3位T:小西健太(-7)
5位T:小林伸太郎(-6)
5位T:竹谷佳孝(-6)
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