ロケット花火のように細長いにんにくを食べてみた
にんにく、おいしいですよね〜！ 餃子なんか夢中になってバクバク食べちゃうし、ガーリックとペッパーを効かしたステーキは最高だし、何ならガーリックライス辺りでも満足しちゃいます。
しかし、気を遣う。人に会うとしたら臭いが気になって控えざるを得ないし、ということは朝食や昼食での起用は難しいでしょう。
いや、決してそうとは限らない模様。オイシックスが発売しているその名も『にんにくむすめ』（税抜380円）は、我々が抱くにんにくのイメージとちょっと様子が違うようです。では、まずは現物を見てください。
これ、にんにくですよ？ ねぎとかごぼうとかロケット花火ではありません。
「『にんにくむすめ』は、簡潔に言うと“にんにくスプラウト”です」（オイシックス担当者）
「スプラウト」とは、発芽直後の植物の新芽や発芽野菜のこと。種子や親野菜より栄養や酵素をたっぷり含んでいると言われています。また『にんにくむすめ』は生産者が少なくて、非常に希少だそうです。
じゃあまずは、この『にんにくむすめ』の栄養面についてフォーカスしてみましょう。
「『にんにくむすめ』は、普通のにんにく1粒（りん片）の約9倍の鉄分を含むと言われています」（オイシックス担当者）
要するに、普通のにんにく1玉まるごとに含まれる鉄分より多いことになる。鉄分と言えば「ほうれん草」が取り上げられがちですが、100g（約1束）と比較しても3.6倍。カルシウムに関しては8倍だし、亜鉛は4.5倍、マグネシウムは2倍以上を含むことになります。
（※参考／五訂日本標準食品成分表（文部化学省）による主要必須ミネラル比較）
（※発芽にんにく分析／岩手医科大学サイクロトロンセンター）
また『にんにくむすめ』には、普通のにんにく同様「スコルジン」と「アリシン」という成分が含まれています。「スコルジン」には体内の栄養素を燃焼させエネルギーに代える働きがあり、疲労を防止し冷えや不眠の緩和に効果的だと言われているとのこと。「アリシン」には胃腸の働きを促進する作用があって、体内の脂肪や糖質、タンパク質と結合して新しい物質をつくり、また抗菌作用があるそうです。
「『にんにくむすめ』は、疲れた時や冷えが気になる時、食欲がないという時にオススメのお野菜です」（オイシックス担当者）
栄養面については、わかりました。でも、やっぱりにんにくって臭いが気になるんだよなぁ……。
「いえ、『にんにくむすめ』はにんにくという名前でありながら、その優しく上品な香りと、調理しやすい手軽さが魅力です」（オイシックス担当者）
味に関しては甘味があって、食感は“サクサク”だそう。
「ザクザクと切って炒めものやお浸し、ナムルなどの料理にお使いいただけます。ニラやもやしのような感覚で気軽に調理できるお野菜です」（オイシックス担当者）
臭いは上品だし、甘味があって調理しやすい。これは一度体験してみたいなぁ。……というわけで、実際に取り寄せてみたいと思います！
はい、届きました！
それにしても、本当に細長い！ なんか、極長のストローみたいです。袋を開けて取り出してみると……う〜ん、やっぱりにんにくの香りがするかなぁ。
さて。このにんにくを、どのようにいただきましょうかね。
「オイシックスオリジナルレシピですと『おかひじき』と『にんにくむすめ』のお浸しが、簡単でオススメです」（オイシックス担当者）
過去のコネタでもご紹介しましたが、『おかひじき』とは海岸の砂地に自生する1年草のことです。
ではアドバイス通りに、熱湯でおかひじき30秒、にんにくむすめ1分で茹でます。
湯から上げると、先ほどのにんにく臭いは消えている模様。これを食べやすい長さに切り、最後にかつおぶしを乗せれば出来上がりです！
もう、見るからにヘルシーじゃないですか？ では、いただきます。……おいしい！ 前評判どおり、にんにくなのに“サクッ、サクッ”とした歯ごたえが心地いいし、『おかひじき』の歯ごたえは“シャキッ、シャキッ”です。相性が抜群。
にんにく特有の飲み込んだ後に染み渡るような風味は病みつきになりそうだし、それでいて臭いはソフト。味・風味は従来のにんにく寄りですが、食べた者にとっては草系の野菜を摂ったような感覚になる。不思議な体験でした。
もちろん『にんにくむすめ』は、他のレシピでも重宝します。
●味噌汁
油揚げ、ワカメ等いつもの具材にプラスするだけで、手軽にワンランク上のお味噌汁に。
●鮭（白身魚）のホイル焼き
魚の上に、キノコ類、人参等と『にんにくむすめ』を一緒に乗せ、お好みの調味料（バター、日本酒、塩胡椒など）をかけ、ホイルで包んで、後はオーブンかトースターに入れる。
●ニンニクトースト
材料：食パン、マヨネーズ、にんにくむすめ、チーズ、あとはお好み
食パンの上にマヨネーズを塗り、レンジで少しチンした『にんにくむすめ』を短めに切って散りばめ、とろけるチーズをかけて、いつものようにトーストするだけ。
「他には、餃子、春巻き、シュウマイ、チヂミ、焼きそばなどで、ニラの代わりに『にんにくむすめ』を入れるとニラとは異なる食感・色見を味わうことができます」（オイシックス担当者）
購入者からは「和、洋、中、色んな料理に大活躍！」「インスタントや残り物に加えるだけで足りない栄養分を補ってくれ、手抜き料理ではなくなる」「風邪も引かず毎日ハツラツと過ごせるのは、このニンニクのおかげ？」といった反響が寄せられているという、この『にんにくむすめ』。
すごく手軽だし、遠慮抜きに食べれるし、栄養価は高いし、筆者みたいな一人暮らし男性にもオススメです。
（寺西ジャジューカ）
しかし、気を遣う。人に会うとしたら臭いが気になって控えざるを得ないし、ということは朝食や昼食での起用は難しいでしょう。
ロケット花火みたいに細長いにんにく
いや、決してそうとは限らない模様。オイシックスが発売しているその名も『にんにくむすめ』（税抜380円）は、我々が抱くにんにくのイメージとちょっと様子が違うようです。では、まずは現物を見てください。
これ、にんにくですよ？ ねぎとかごぼうとかロケット花火ではありません。
「『にんにくむすめ』は、簡潔に言うと“にんにくスプラウト”です」（オイシックス担当者）
「スプラウト」とは、発芽直後の植物の新芽や発芽野菜のこと。種子や親野菜より栄養や酵素をたっぷり含んでいると言われています。また『にんにくむすめ』は生産者が少なくて、非常に希少だそうです。
じゃあまずは、この『にんにくむすめ』の栄養面についてフォーカスしてみましょう。
「『にんにくむすめ』は、普通のにんにく1粒（りん片）の約9倍の鉄分を含むと言われています」（オイシックス担当者）
要するに、普通のにんにく1玉まるごとに含まれる鉄分より多いことになる。鉄分と言えば「ほうれん草」が取り上げられがちですが、100g（約1束）と比較しても3.6倍。カルシウムに関しては8倍だし、亜鉛は4.5倍、マグネシウムは2倍以上を含むことになります。
（※参考／五訂日本標準食品成分表（文部化学省）による主要必須ミネラル比較）
（※発芽にんにく分析／岩手医科大学サイクロトロンセンター）
また『にんにくむすめ』には、普通のにんにく同様「スコルジン」と「アリシン」という成分が含まれています。「スコルジン」には体内の栄養素を燃焼させエネルギーに代える働きがあり、疲労を防止し冷えや不眠の緩和に効果的だと言われているとのこと。「アリシン」には胃腸の働きを促進する作用があって、体内の脂肪や糖質、タンパク質と結合して新しい物質をつくり、また抗菌作用があるそうです。
「『にんにくむすめ』は、疲れた時や冷えが気になる時、食欲がないという時にオススメのお野菜です」（オイシックス担当者）
にんにくとは思えない上品な香り
栄養面については、わかりました。でも、やっぱりにんにくって臭いが気になるんだよなぁ……。
「いえ、『にんにくむすめ』はにんにくという名前でありながら、その優しく上品な香りと、調理しやすい手軽さが魅力です」（オイシックス担当者）
味に関しては甘味があって、食感は“サクサク”だそう。
「ザクザクと切って炒めものやお浸し、ナムルなどの料理にお使いいただけます。ニラやもやしのような感覚で気軽に調理できるお野菜です」（オイシックス担当者）
臭いは上品だし、甘味があって調理しやすい。これは一度体験してみたいなぁ。……というわけで、実際に取り寄せてみたいと思います！
にんにくなのに、歯ごたえは”サクッ、サクッ”
はい、届きました！
それにしても、本当に細長い！ なんか、極長のストローみたいです。袋を開けて取り出してみると……う〜ん、やっぱりにんにくの香りがするかなぁ。
さて。このにんにくを、どのようにいただきましょうかね。
「オイシックスオリジナルレシピですと『おかひじき』と『にんにくむすめ』のお浸しが、簡単でオススメです」（オイシックス担当者）
過去のコネタでもご紹介しましたが、『おかひじき』とは海岸の砂地に自生する1年草のことです。
ではアドバイス通りに、熱湯でおかひじき30秒、にんにくむすめ1分で茹でます。
湯から上げると、先ほどのにんにく臭いは消えている模様。これを食べやすい長さに切り、最後にかつおぶしを乗せれば出来上がりです！
もう、見るからにヘルシーじゃないですか？ では、いただきます。……おいしい！ 前評判どおり、にんにくなのに“サクッ、サクッ”とした歯ごたえが心地いいし、『おかひじき』の歯ごたえは“シャキッ、シャキッ”です。相性が抜群。
にんにく特有の飲み込んだ後に染み渡るような風味は病みつきになりそうだし、それでいて臭いはソフト。味・風味は従来のにんにく寄りですが、食べた者にとっては草系の野菜を摂ったような感覚になる。不思議な体験でした。
もちろん『にんにくむすめ』は、他のレシピでも重宝します。
●味噌汁
油揚げ、ワカメ等いつもの具材にプラスするだけで、手軽にワンランク上のお味噌汁に。
●鮭（白身魚）のホイル焼き
魚の上に、キノコ類、人参等と『にんにくむすめ』を一緒に乗せ、お好みの調味料（バター、日本酒、塩胡椒など）をかけ、ホイルで包んで、後はオーブンかトースターに入れる。
●ニンニクトースト
材料：食パン、マヨネーズ、にんにくむすめ、チーズ、あとはお好み
食パンの上にマヨネーズを塗り、レンジで少しチンした『にんにくむすめ』を短めに切って散りばめ、とろけるチーズをかけて、いつものようにトーストするだけ。
「他には、餃子、春巻き、シュウマイ、チヂミ、焼きそばなどで、ニラの代わりに『にんにくむすめ』を入れるとニラとは異なる食感・色見を味わうことができます」（オイシックス担当者）
購入者からは「和、洋、中、色んな料理に大活躍！」「インスタントや残り物に加えるだけで足りない栄養分を補ってくれ、手抜き料理ではなくなる」「風邪も引かず毎日ハツラツと過ごせるのは、このニンニクのおかげ？」といった反響が寄せられているという、この『にんにくむすめ』。
すごく手軽だし、遠慮抜きに食べれるし、栄養価は高いし、筆者みたいな一人暮らし男性にもオススメです。
（寺西ジャジューカ）
