みんなに近況報告ができるLINEの「タイムライン」機能。筆者も告知があるときは、LINEだけでつながっている人たちに向けるつもりで投稿しています。

でもLINEのタイムラインって、みんな本当に見ているのかなと気になったことはありませんか?

LINEって、あくまでメールのような「個人間の連絡ツール」というイメージがあり、気づいたらできていた「タイムライン」のSNS感に戸惑いつつある…
タイムラインに投稿をしている筆者でさえそう思っているのです。

そこで今回、LINEのタイムラインを見ているかいないか、それぞれの理由も聞いてみました。

「キャパオーバー!」タイムラインを見ていない人たちの理由




・「ほとんど見ない。人とLINEしているだけで色んなニュースが入ってきて、他を見る余裕がない、必要性を感じない、情報過多、キャパオーバー」(50代・女性)

個別のメッセージのやりとりでお腹いっぱいになって、タイムラインで友達の近況報告を見るところまで行き着かないということですね。「必要性を感じない」となると、「友達の近況に興味がない」というような辛辣な言葉にも取れますが、考えてみたら、そんなことは口が裂けても言えない気にしいな筆者でさえ、納得のご意見なのです。

なぜなら、前述のとおりLINEは個人間でやりとりできる連絡ツールなので、近況を知りたければ、その人へ直にメッセージを送ればいいから。
…とはいえ、タイムラインを告知で利用している筆者は、直に告知してうっとおしく思われるのがこわいので、タイムラインには感謝です。



・「メッセージが来たときしかLINEを開かない。あと、タイムラインボタンが右にあるからあまり押さない」(30代・男性)

ここでもやっぱり。そうですよね、LINEってあくまでメッセージのやりとりをする「連絡ツール」ですよね。
機種によってボタンの位置が違うのかと思い、どこにあるのですか?と見せていただいたら、私のと変わらない位置。相当タイムラインにご興味ないのですね……。



私がタイムラインだったら、ここらで心が折れていそうです。
しかしごめんなさい、タイムライン。とどめの一撃が残っています。

・「まわりで利用者が少ないことが一番だけど、その他の理由としては、TwitterやFacebookを使い慣れていること、LINEに移行するメリット(LINEのタイムラインだからできること)がないこと。この2つに比べてLINEのタイムラインは『身内の交流』という性質が強く、そこにあまり興味がないことに加えて、不特定多数への発信ができないことや、情報収集もできないこと」(30代・男性)

…生きてる?タイムライン。
落ち込むことなかれ! ちゃんとあなたを見ている人もいるんです!

タイムラインを見ている人たちの意見




・「友達の投稿をたまに見ています。
理由は、タイムラインが点滅していたりして気になるのと、今何しているかを知ることができるから」(50代・男性)

あ、うんうん!印つきますよね! 私もあれに目がいってボタンを押したことがあります。

・「たまに見る。話のネタになるからニュースを見ていて、気になるやつは、その後調べたりするかも」(20代・女性)
タイムライン見ない側の意見で「情報収集ができない」とありましたが、情報収集しているかたもいるようです。わ、タイムラインが小躍りしてる。
それを横目に、同じかたに聞きました。
「友達の投稿も見ていますか?」
「見ています」

反応しにくい空気がある?


見ている人が一定数いるようなのに、タイムラインに投稿しても、「いいね」やコメントの反応があまりもらえないのはなぜ……。 2、3日経過して反応してくれたわずか2人が、筆者の両親だったときの恥ずかしさったらありません。

友達の投稿を見ても、同じく反応が薄いので、全体的にあまり反応をもらえないイメージがあります。あくまで筆者の考えですが、タイムラインへの投稿が少ないため、反応をする習慣があまりなく、それが投稿に対する反応の薄さの原因なのかもしれません。

しかし、企業のアカウントの投稿につく「いいね」やコメントの何百、何千という数を見ると、けっこうみんなタイムライン見ているのだなぁと、筆者はいつも思うことを、遅ればせながら今思い出しました。

もし反応が少ないと落ち込んでいるかたがいたら、それはきっと、全体の空気のせいではないでしょうか。反応はなかったとしても、あなたの投稿を見ている人は、きっといます。

告知はもちろん見てほしいのですが、ゲームで最高得点を記録して「LINEでお知らせする」みたいなボタンをうっかり押したかもしれないときは、「誰も見ないでいてね!」と強く願ってしまいます…ごめんね、タイムライン。
(武井怜)