スカイツリーの真下にある商業施設・東京ソラマチは海外の観光客も多く浅草も近いことから、和を意識したお土産が多いのが特徴です。そこで、日本人でも思わず手に取りたくなる美しいお土産を発見しました!



うちわのような平たく丸いものに葛飾北斎のような海とかわいい小鳥の絵が描かれています。実はこれ、飴なんです。飴細工アメシンが伝統工芸の技術で作った、その名も「うちわ飴」。直径わずか4.5cmの中に精緻な技術で表現された、日本の美を感じさせる絵が印象的です。店頭ではオリジナルのケースに入って陳列されています。手桶をモチーフにしたケースも粋じゃないですか。



この飴を作ったのは飴細工アメシン。日本の伝統技術である飴細工の保持とさらなる発展を目指し立ち上がった飴細工師集団です。飴細工は90℃程まで熱してやわらかくした飴を、素手と握りバサミ一本を使って美しく造形する日本の伝統文化。作品の美しさはもちろん、柔らかくなった飴が固まるまでのわずか数分間で作品を作るスピーディーさと飴を削ったり切り取ったりせず無駄なく作り上げるバランスの妙が魅力。飴細工アメシンでは、うちわ飴以外にもこんな飴細工が販売されています。



出目金も!



もうほぼ金魚! きれいすぎてなめるのがもったいない! スカイツリー店では時間によっては飴細工の制作を生で見ることができます。また、浅草 本店工房では要予約で飴細工の体験教室も行っており、まねき猫などを実際に作ることができるそうです。

全て手作業で作るので日によっては売り切れることもあるといううちわ飴。夏限定柄やスカイツリー限定柄も飾られており、和の雰囲気のディスプレイと相まって和の美しさが強調されています。スカイツリーに行ったら外せないお土産になりそうですよ!



3つ買うと別売りの衣装箱にピッタリおさまって、よりお土産らしくなります。スモークがかったケースがしゃれてますね。


(金山靖)