調整したパターでバーディを量産した上田桃子(撮影:米山聡明)

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<ヨネックスレディス 2日目◇4日◇ヨネックスカントリークラブ(6,423ヤード ・パー72)>
 国内女子ツアー「ヨネックスレディス」の2日目。7位タイから出た上田桃子が5バーディ・1ボギーの“68”をマーク。スコアを4つ伸ばし、トータル6アンダーで3位タイに浮上した。
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 先週、今季初の予選落ちを喫した上田。5月30日に行われた全米女子オープンも突破できず、「今週は不安のある中で入ってきました。足元をしっかり見ないと思ってやってきたので、この2日間はまずまず」とここまでを総括していた。
 「ずっとパットが入っていなくて」と主にグリーン上で苦戦。ジュニア時代からオデッセイのブレードタイプパター『トライホット#3』をエースに戦ってきたが、「ロフトが知らない間に動いていた」という。4度だったはずのロフトが5度に、フェース角も「すこしかぶっていた」と知らないうちに相棒に変化が生じていた。
 「しっくり来ないと思っていた」。グリップを何度も交換するなど、試行錯誤を続けていたが今週ようやく上記の事実が判明し、メーカーに修理してもらった。この日は短いチャンスをきっちり沈め、12番では6メートルを入れるなど「今週は思い切ってやれている」とパットが好調に。違和感をなくし、上位に躍り出た。
 「今季はまだ色々な意味でしっかり地に足がついていない」とまだ優勝を狙える手ごたえはないという。しかし、ここ2日間のプレーは確実にいい方向に進んでいることを示している。この試合を復活の転機とし、2季ぶりの通算11勝目へ。強い上田が帰ってくることを期待したい。

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