「チョコパイを10秒レンチンしたらスフレみたいに美味しいらしい」という記事をハフィントンポスト韓国版で見つけました。

「チョコパイ」はスポンジケーキにクリームを挟んで、チョコでコーティングした日本でもおなじみのお菓子です。このお菓子、韓国でも大人気。特にオリオンが発売している「情」というチョコパイは、お土産の定番だったりします。
今年春に、オリオンが「バナナチョコパイ」を出し、現在完売続出の大人気に。巷では「想像の中の食品」とまで言われているとか。その「バナナチョコパイ」のもう一つの食べ方が「10秒レンチン」です。

実際に試してみようと思ったのですが、残念ながら「バナナチョコパイ」は入手できなかったので、日本で買える韓国のチョコパイ系お菓子と、日本のチョコパイ系お菓子を集めて、全て「10秒レンチン」してみて食べ比べてみることにしました。



集めたのは日韓合わせて5種です。それぞれレンジで10秒温めます。10秒でどんな変化が見られるのか……。



それではそれぞれのお菓子たちを実食!

オリオン チョコパイ「情」





韓国で人気の「情」。マシュマロが入ったクリームがふわっとした食感。日本の「エンゼルパイ」に少し似てますね。




10秒レンチンすると、マシュマロが溶けてふわっと膨らんだのがわかります。フォークを入れると、レンチンする前とは違い、とてもやわらかい! とろとろふわふわという感じです。今まで食べてたチョコパイとは全く違う印象。これはおいしい!

韓国ロッテ チョコレートケーキ「モンスェル」





韓国のロッテが発売しているチョコレートケーキ。オリオンが「チョコパイ」という名称を使っているためか、こちらの名前は「チョコパイ」ではありませんが、内容はほぼ同じです。




今回はチョコレート生地のスポンジを使ったケーキを選びました。レンチンしても、ほぼ見た目は変わらず。フォークを入れても先ほどの「情」ほどのやわらかさは感じません。食べてみても、チョコレートコーティングはとろっとしてるものの、レンチン前とさほど変わらず……。

韓国ロッテ「チャルトクパイ」





こちらはちょっと変わり種。韓国餅を使ったチョコパイです。スポンジの代わりに、餅を使ってきな粉とナッツ類をサンドして、チョコレートでコーティングしています。




レンチンする前に食べると、餅が少し固めで食感がしっかりしていますが、10秒レンチンすると、餅がやわらかくなり全く違う食感に! 間にサンドされたきな粉も餅にからまっていい感じです。これはあっためた方がおいしいかも!

日本ロッテ「チョコパイ」





日本でおなじみのロッテ「チョコパイ」。レギュラーなもの以外に、限定品も様々出ているようですが、今回はレギュラーを選びました。




日本のロッテのチョコパイは、レンチンする前からスポンジが少しパサパサした感じですが、温めたらどうなるのか…と思ったのですが、見た目はほぼ変わらず。韓国版と同様、温めてもさほど食感なども変わりませんでした。むしろ温めない方がいいかも。

森永製菓 「ガトーショコラ」





こちらは森永製菓チョコレートケーキ。チョコパイに似たお菓子を他にも、という事で、こちらを選んでみました。名前の通り、濃厚なチョコが特徴。




普通に食べてもかなりチョコレートの味を感じられるケーキですが、レンチンしたらどうなるのか?たった10秒なのに、とろとろです。食べてみると「濃厚チョコレートケーキ」という名の通り、まるでフォンダンショコラのよう!これは新たな味の発見。オススメです!

総評…独断と偏見で順位を決めてみた


全て実食してみた結果、筆者の独断と偏見で順位を決めると、以下のような感じ、

1位:森永製菓「ガトーショコラ」
2位:オリオン「情」
3位:韓国ロッテ「チャルトクパイ」
4位:韓国ロッテ「チョコレートケーキ
5位:日本ロッテ「チョコレートパイ」

1位の森永「ガトーショコラ」は食べた瞬間に元とは全く違うお菓子になっていたことに驚きでした。先にも書きましたが、フォンダンショコラのような味わいはオススメしたいです。
3位の韓国ロッテ「チャルトクパイ」は変わり種でしたが、そのまま食べるより温めた方がおいしいと感じました。

「10秒レンチン」でお菓子が変わるという新発見。みなさんも気になるものがあったらやってみてはいかがでしょうか?

(西門香央里)