新大久保と言えば、 コリアンタウンですよね。
あのドンキホーテの看板もハングルで書かれていたりして、新大久保に行くとソウルにワープしたみたいな気持ちになるものです。



そんな新大久保を歩いてるときに目についたラーメン屋台。名前は

「天スタラーメン」



どうみても日本のラーメン屋台ですね。

奈良天理のご当地ラーメン「天理スタミナラーメン」


正式名称は「天理スタミナラーメン」というようです。
この天理スタミナラーメンは、名前の通り奈良の天理のご当地ラーメン。辛めの味噌スープに、ニラや白菜を中心した野菜と、豚肉がたっぷりのスタミナ炒めがのっかっています。特徴は「炒める工程」で、スープがよりおいしくなるそう。


屋台カーの前にはその場で食べてるようにテーブルが用意してあります。メニューはスタミナラーメンのみで700円。トッピングも可能で、200円でチャーシューのトッピングが出来たりします。チャーシューはボリュームたっぷりです.

薬味にはにんにくおろしと、豆板醤。天スタのスープは元々ちょっと辛めなので、辛いのが好きな人は豆板醤を入れてみてください。にんにくを入れるとかなり美味しいようです(筆者は仕事があったので入れられず…)。以前、お客さんで来たタイ人がこの豆板醤を半分くらい入れて食べていたそう。凄い……。



ラーメンは具材たっぷりです。麺が見えないくらい沢山のスタミナ炒め! かなり熱いのではふはふしながら食べました。



なぜ、新大久保に「天スタ」が?店主に聞いてみた



この「天スタラーメン ドン・キホーテ 新宿店」の店主は、芸人のリットン調査団の藤原光博さん。「なぜ、この韓国料理屋さんがひしめく新大久保に?」と思ったので、早速質問してみました。

「別に理由はなくて、ただここが空いてたから。元々屋台から始まったラーメンだったので」

という答えでした。元々は高田馬場にあった東京の天スタですが、閉店する事になり、「たまたま空いてた」この新大久保のドンキの横に引っ越してきたそう。

こんな新大久保のど真ん中だと、さぞかし韓国人のお客さんがいらっしゃるのでしょう…

「そんなに韓国人のお客さんは来ないですよ(笑)最近は、中国人観光客とか多いですね。あとベトナムとか」

あら…辛いのが好きな韓国人なので、天スタの辛いの好きなのかと思ったんですけど「もっと辛いのが好きなんじゃないですかね〜」と藤原さん。ちょっと意外な答えでした。実は、最近の新大久保は中国人観光客が多くなってきてるのですが、中国人観光客が来られるのはその関係なのでしょうか。

お店は屋台で完全に野外なので、雨天の時は休業になるそう。また他の場所へケータリング等があるとお休みになる事があるとのことなので、営業に関してはTwitterでチェックするといいかもしれません。

新大久保で韓国料理に飽きたら、ぜひ奈良天理のご当地ラーメン「天理スタミナラーメン」を食べてみてくださいね!

天スタ ドン・キホーテ 新宿店
〒169-0072 東京都新宿区大久保1-12-6 
営業時間:12時〜22時  
不定休(移動販売車の為の雨の日は休業)
※詳しくは、http://twitter.com/tensutatokyoでご確認ください

(西門香央里)