ハノーファーで同僚のMF清武弘嗣のプレーについてMF山口蛍「持ち味が出た」《ロシアW杯アジア2次予選》

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▽日本代表は25日、埼玉スタジアム2002のサブグラウンドにて、トレーニングを行った。

▽晴天の中、約1時間半にわたって行われたトレーニング終了後、前日に行われたロシア・ワールドカップ・アジア2次予選のアフガニスタン代表戦(5-0で勝利)では出場機会がなかったMF山口蛍(ハノーファー/ドイツ)が報道陣の囲み取材に応じ、同じハノーファーでプレーするMF清武弘嗣のプレーや、同じポジションのMF長谷部誠について語った。

◆MF山口蛍(ハノーファー/ドイツ)

──ダイヤモンド型のフォーメーションの場合はどのようなプレーイメージがあるか

「相手が引いた戦い方をしていたので、底に入れば、両サイドバックを高くして、後は(自分が下がって)3枚でという感じかなと思います」

──MF長谷部誠選手(フランクフルト/ドイツ)が試合に出ていない選手もコミュニケーションを取れていると言っていたが

「色々話はしていますし、試合を観ながらも色々と話をしていました。センターバックがボールを持った時に、結構サイドチェンジをしていましたが、もう少しサイドバックが高い位置を取った方が良いとかですね」

──同じハノーファーでプレーするMF清武弘嗣選手のトップ下はどうだったか

「最初の時間帯はなかなかボールが入らなくて我慢の時間帯が続いたと思いますが、1点が入ってからはキヨくん(清武)の持ち味が出たと思います」

──同じポジションの長谷部選手と、この間ブンデスリーガで初めて対戦したと思うが

「試合で対戦した時も、ハセさん(長谷部)が居たほうがフランクフルトも落ち着いていましたし、こっちとしても起点ができたので、気の利いたプレーが多いなという印象です。相手としては嫌だなと思いましたが、安定感をもたらせられるのは凄いなと思いました」

──アフガニスタン戦でも長谷部選手の縦パスから得点が生まれているが、自分のイメージは

「あそこの縦パスは常に狙っていたいというのはありますし、トップ下でキヨくんが出ていればなおさらですね。自分も狙っているところは同じですね」

──最終予選進出が決まったが、次の試合の位置づけは

「個人としては特にないですが、チームとしては1位か2位かというのは違いますし、負けて行くのとは違うので、しっかりとやりたいです」