昨シーズンは怪我や病気に悩まされたミシェル・ウィー 写真は「TOTOジャパンクラシック」(Photo by Masterpress/Getty Images)

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<ピュアシルク・バハマLPGAクラシック 事前情報◇27日◇オーシャンクラブGC(6,644ヤード・パー73)>
 SNSでミシェル・ウィー(米国)をフォローしている人は、オフシーズンのここ数か月つまらなかっただろう。しかし、LPGAツアー4度の優勝を果たしている彼女は、その期間を理学療法、ヨガ、ハイキング、体の調整に費やしたそうだ。2015年シーズンは怪我や病気に悩まされたため休息が一番重要だったとウィーは語る。
2015年「TOTOジャパンクラシック」ミシェル・ウィーのドレス姿
 だが、シャークダイビングのことや、今月初めにクリニックで最高のゴルフ選手の1人と過ごしたことを、シェアし忘れてしまったに違いない。ウィーは安全なクリニックでのことと、一方で檻にも入らずサメとダイビングしたスリリングな経験をおもしろく語ってくれた。
 「私と親友の中でずっと死ぬ前にやりたいことリストにあったことの1つだったんだけど」とウィー。
 「私はたくさんのことができないと思っているのだけど、それを彼女が知っているとは思っていなかったから、彼女がシャークダイビングに連絡した時、私は『檻には入るのよね?檻に入るんでしょう?』って確認したの。彼女は『そうそう』って。前日から一緒にいたのだけど、『檻に入るのよね?電話したのよね?』ってまた確認して、彼女も『そうそう』って言うからそう思っていたわ。いよいよそこに行ったのだけど、私は『檻に入るのよね?そうでしょう?』って。彼女が『そう、絶対そうって』って言うものだから『絶対そうってどういうこと?』って聞き返したの。『檻に入るの?入らないの?連絡した?』って。彼女は『いや、してない』って。行ってみると檻はなかった。檻は必要ないとのことで。私たちはサメがいつも泳いでいる所に行ったわ。30〜40匹くらいのサメがいて、3マイルくらい行って失神しそうになったわ」。
 「フィンをつけて、中に入る準備はできたけど、『できない、ちょっと待ってできない、入れないから!』ってなってしまったの。でも『できるから』ってみんなに言われて、それで『わかった』って。でも、水に入ると素晴らしかった。とても静かで平和だったの。サメは私の周りを泳いでいただけ。すごく大きくて最高だったわ」。
 さらに、ウィーは今月初め、スタンフォード卒業生とナイキゴルフ契約選手のタイガー・ウッズの手伝いをした。ウッズの基金が、ウッズはまだ背中の怪我が治っていないから、代わりにウィーがデモンストレーションできないかと連絡してきたのだ。2人は14年間会っていなかったが、ウィーは14度のメジャーチャンピオンからショートゲームのポイントを教わったと言う。彼女は詳細に関しては言わなかった。
 「秘密よ。すごかったの。」とウィー。「いろいろな話をしたわ。フィルもそうだけど、彼はショートゲームの名人よ。みんなショートゲームが得意だけど、彼はその中でも群を抜いている。だから彼に教えてもらってすごく良かったし、一緒にできて良かったわ」。
※USLPGA公式サイトより提供

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